スタッフ日記
アレックス・カー氏のセミナー
昨日、自由学園明日館で行われたアレックス・カー氏のセミナーに
参加いたしました。
氏は日本の文化・伝統・美術に幅広い知識を持ち、近年日本の景観や自然が
失われていく現象に警鐘を鳴らしています。
京都の町屋や長崎・五島列島の小値賀島の古民家を再生し、宿泊施設として
活用するプロジェクトにたずさわり、日本の古い家の特徴を生かしながら
今の生活にあったしつらいに再生する活動をしています。
古い家の不便さをがまんしながら住むのではなく、建物の様式は古くても
設備は新しくして、断熱をする、照明は必要な場所に必要な分だけ。
そこまでしないと本当の「再生」ではないそうです。
わたしたちリフォーム会社も、残すものと新しくするもの、古さと
新しさが溶け合うように考える努力を続けなければいけないですよね。
当社でリフォームを手がけた築80年の住宅
給湯管を新設しました。
築40年のマンションの給湯管新設を含む水廻りの工事が終わりました。
10年程前に給水管をやりかえる時に、オプションで給湯管の工事もあったのですが以前の所有者は、取り替えなかったようでした。
駅近なこともあり、少々古いけれど管理もしっかりしているしリフォーム済で室内も綺麗だし・・と買って住み始めたのですが。
在来浴室のシャワーのお湯がほとんど出ない。浴槽にお湯も貯められない。との状況で売主さんへの問い合わせには「住んでいた時はお湯がでました。」とのお返事。
給湯管が鉄管で人の住まいない期間が1年もあった事からサビついてしまって管が細くなった為だろうと察せられました。
リフォーム済ですから、床のフローリングを剥すのはもったいないとの事で天井を通す事にしました。工事を始めたみたら天井の懐がなく壁際を梁型に加工して通しました。かえってお客様には好評です。
お湯の出も良くなり「大満足です。」との事です。勢い良くシャワーのお湯が出た時には、私も一緒に嬉しくなりました。
耐震診断で分かること
久しぶりで東京に強い風が吹きました。
ここ数年なぜか台風は東京を避けてくれていたのですが、今回は短時間でしたがかなりの強風でしたね。3.11に続いて又も帰宅難民が話題になりました。
雨漏りに見舞われたお宅も多かったようです。普段の雨では漏らなくても、今回の強風を伴った雨でお住まいの弱点を意識された方も多かったと思います。
台風対策もですが、お宅の地震対策はいかがでしょうか。今年は例年の数倍の方が耐震診断を受けて居るようですが、耐震診断は地震に対する強さを診断するだけではなく、建物の老朽度や弱点を発見できる良いチャンスです。
普段見ることの無い屋根裏や床下を点検しますので気づかない傷みや施工不良などを発見することが出来ます。
床を支える「束」が直接土 片方の梁がもう一方に 束が寸足らずです。
に乗っています。 乗っているだけ。 アクロバットみたいです。
すぐに外れそうです。
こんないろいろなことが分かります。
一度は耐震診断を受けてみてください。お勧めいたします。
洗濯機排水チャンバーをなくしてすっきり!!
営業の小川です。
先日、ユニットバスと洗面台、トイレ交換の工事を江東区南砂のお宅で工事をいたしました。
そこのお宅は、洗面台の中に洗濯機の排水チャンバーがついています。
チャンバーとは、洗濯機排水からの臭いや、排水の逆流するのを防止しているトラップの役目の箱です。
これでは、洗濯機の排水の流れも悪いし、洗面台の収納も使いにくいと思い
洗濯機排水を洗面台の中から出して、洗濯機パンを設置しました。
洗濯機排水ホースも外れたりしませんし、洗面台の内部もすっきりしました。
その他ユニットバスもちょっと広くなって、グリーンでさわやかになりました。
トイレもタンクレスですっきりしました。
一番喜んでいただいたのは、小学生のお嬢さんみたいです。
①洗面台排水チャンバー ②洗濯機排水トラップ ③洗濯機設置!!
排水管を新規に配管するので、洗濯機パンは15㎝ぐらい上げてあります。
ユニットバス TOTO WB
トイレ INAX サティス
間仕切開閉壁ですっきりと生活を仕切る
こんにちは。
シルバーウィークということで、休みが続いております。
先日は台風が上陸して、様々な被害が出たみたいですね。新聞にも、渋谷の道玄坂で街路樹が倒れタクシーに直撃するといいったすさまじい光景の写真が新聞に載っていました。
私も当日は目黒区の耐震診断でちょうど天井裏へ潜っていたのですが、あまりの強風で家全体が大きく揺れて怖い思いをしました。
今年は本当に天災が続きますね。。。
さて、先日工事させて頂きました目黒区のマンションで、Panasonicの「L字コーナー スクリーンウォール 上吊タイプ」という扉を取付ました。
元々和室で少し暗かったお部屋が、開放的な洋室へと生まれ変わりました。手前の洋室のフローリングをそのまま残して和室にフローリングを貼ったため、見切り材(元の洋室のフローリング材と新しいフローリング材との間の木の棒の事)は入ってしまいましたが、敷居(建具下側の枠)のないタイプの扉なので、かなりスッキリとした印象となりました。
今ある大きな壁、取払うのも一つの方法ですが、「分けたい時もある」という場合にはこんな方法もあるので是非ご参考にして頂ければ幸いでございます。