お世話になっております。
前回の木工事・天井下地組編以降の木工事を書いてみたいと思います。
間仕切り壁や天井下地をした後に
断熱材を取り付けていきます。
断熱材の効果:
- 断熱材は、外気温の影響を抑え、冷暖房の効率を高めるため、冷暖房費の削減に貢献します。特に、冬は暖房費、夏は冷房費の削減が期待できます。
- 断熱材は、建物内部と外部の温度差を小さくすることで、結露の発生を抑制します。結露は、カビやダニの発生原因となるため、断熱材による結露防止は、健康的な居住環境を維持するために重要です。
- 断熱材は、室温を一定に保つため、夏は涼しく、冬は暖かい快適な居住空間を実現します。特に、高齢者や小さなお子さんのいる家庭では、快適な居住環境の維持が重要です。
- 断熱材は、壁や床を通して伝わる音を遮断する効果もあります。特に、木造住宅やアパートなど、音漏れが気になる建物では、遮音性の高い断熱材を選ぶことで、より快適な生活を送ることができます。
- 断熱材は、建物自体を外部からの熱や湿気から守り、建物の劣化を防ぐ効果もあります。
断熱材の種類:
断熱材には、様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。
- グラスウール、ロックウール、セルロースファイバーなど、繊維状の素材を加工した断熱材です。
- ポリスチレンフォーム、ウレタンフォームなど、プラスチックを発泡させた断熱材です。
- 羊毛、木質繊維、炭化コルクなど、天然素材を原料とした断熱材です。
断熱材を選ぶ際には、断熱性能だけでなく、耐久性、耐水性、防音性、価格なども考慮する必要があります。