スタッフ日記

地震は怖い?2

2011年4月3日| カテゴリー「 社内ブログ

東日本大震災の発生から3週間以上が経ちました。3月から4月なり桜の花も咲き始め新入社員風の人も目に付くようなりました。季節は確実に移り変わって行きます。テレビ、新聞では連日のように原発の事故関連のニュースが溢れています。

子供や孫がいる私の最大の関心事は親を亡くした子供たちが今どうしているかということです。ある日突然に自分の廻りから肉親がいなくなったということは想像も付きません。強く生きていって欲しいと思います。このような大変な時期に何も出来ない自分にもどかしさを感じます。

地震の被害関係の補修工事を2件行いました。1件は浴室のタイルが剥がれたり割れたりした現場でした。工事は不具合なタイルを除去し新しいタイル(施主が保管してあった補修用タイル)を張替ました。1日工事でした。もう1件は外廻りのコンクリートと建物の間に隙間が出来たものでした、隙間にモルタルを充填し解決しました。また土間コンクリートに亀裂が入った個所はコンクリートを打ち替えました。

東京でも震災の補修工事がかなりありますが震災の現地でのこれからの復興を考えると気が遠くなりそうです。早い復興を願うばかりです。

                        大谷 親弘

誕生日・・・!!

2011年4月2日| カテゴリー「 営業スタッフ6

こんにちは、営業の菊池です。

 

大震災も復興へと移りつつありますが、まだまだ被災地では、手付かずの所がいっぱいあるようで、不自由な生活をされている人々がいらっしゃるようですね。

心が痛みます。

お見舞い申し上げます。

 

ニュースで小学校6年生(男の子)の誕生日を避難場所で、その男の子には、内緒で、手作りケーキを作って避難場所の人々からお祝いをしたと聞きました。

男の子も自分の誕生日を祝ってくれるとは、思っておらず大変喜んでいたそうです。

微笑みが、出る光景ですね。

大震災の3日前になりますが、息子が、38日に15歳の誕生日を迎えました。

ささやかな、誕生日を家族で祝いました。

 

高校に無事に入学も決まり、これから、いろいろな経験をして行くと思いますが、何事もあきらめず、チャレンジして乗越えてもらいたいですね。

20110402.jpg

4,000円!

2011年4月1日| カテゴリー「 営業スタッフ1

こんにちは、いしいです。

 

少し前ですが、劇団四季の “サウンド・オブ・ミュージック” を観に行ってきました。
映画を何回も観ているので、ストーリーはもちろん知っての上での観劇でしたが、
役者さん達の熱演に、とても楽しく、あっというまに時間は過ぎました。

 

しかし正直・・・・・感想としては・・・・・いまひとつでした。
歌も上手なのですが、なんとなく、型にはまってしまっているような感じで、
柔軟さがないような・・・。
うーん、なんというか、ライブで見るという醍醐味がないような・・・。
マリアとトラップ大佐も、やはり映画でのイメージが強いので、
魅力に欠けていたかなぁ・・・。どうしても比べてしまう・・・。
ジュリー・アンドリュースのマリア、素敵すぎたもんなぁ☆

 

などと私などに言われたくない酷評はこの辺に、それはさておき、
今回四季劇場『秋』で初めて、バルコニー席に座ったんですよ!

 

4,000円ととてもリーズナブルな席なので、なんかあるとは思っていましたが・・・。

 

2階席のさらに上、ステージを真上からみるような感じになります。
普通の椅子ですが、少し厚めのクッション(座布団・・・)が敷いてあって、
そこに座って前かがみの姿勢で観ます。上から覗き込む感じです。
前の手摺部分が、幅広のクッションのきいた柔らかいものになっていて、
そこにひじを置いてもよし、頬杖もよし、うつ伏せもよし・・・となっています。
椅子の背もたれにもたれてしまうと、ステージが見えません・・・・・。

 

なるほど、4,000円か!!

 

お年寄りや腰の悪い方には向かないですが、私としては アリ! でしたね。
チビの私にとっては、前席の人の頭は邪魔にならないし、
視界がひらけてよく観えました。(距離的に細かい所までは無理ですが)
リーズナブルにこれだけ観れれば十分でした。

 

ライオンキングなどの、客席まで一体になるような作品には不向きです。
あと作品によっては、少々舞台裏が見えてしまう可能性もあるかと思います・・・。

 

ちなみにバルコニー席があるのは、『春』と『秋』だけみたいです。
また、作品によって金額も違うようです。

 

バルコニー席、興味のある方は、ぜひ、お試し下さい!

先日、INAXの2011年感謝の集いに出席してきました。

2011年3月31日| カテゴリー「 代表(会長) Kenji.Yamamoto

代表の山本です。

先日、INAXの2011年感謝の集いが京都で開催され、それにご招待を受けまして

出席してきました。

 

ケンテックも全国のライファ店で5位に入賞することができまして「ウェスティン都ホテル京都」で表彰式を行った後、6時より宴会に移り、京料理とフランス料理の折衷コースでなかなかおいしい料理をご馳走になりました。

 

また、多数の舞妓さん・芸妓さんのご接待も受けまして、久しぶりにいい目の保養をさせていただきました。

 

二次会を含めて午後10時ごろまで盛り上がりまして、そのままそのホテルに1泊させていただきました。

 

翌日は、INAXとサンウェーブ・トステム他が合併した新会社リクシル(LIXIL)の京都ショールームの見学と京都のお寺の見学があったのですが、私は奈良にちょっと仕事の打合せができてしまい、残念ながら参加することができませんでした。

 

一泊の旅でしたが、久しぶりの京都を堪能させていただきました。

INAXさん、いろいろとありがとうございました。

 

 

 

 

となり町戦争

2011年3月31日| カテゴリー「 社内ブログ

こんにちは、事務の茂山です。

 

地震や原発、まだまだ収束しませんね。
テレビで瓦礫の山を見るたび、途方もない気持ちになります。
聞くと県内で普段出る産業廃棄物の23年分の瓦礫量だそうですね。

当社も会社の一部に工事で出た産廃を置くスペースがあり、
数日に一回4tトラックで持っていってもらいます。
当社だけでもあんな分量の産廃があるのに、県内全部の23年分って…。
まるで実感が持てません。想像もできません。

 

首都圏では意識的にも無意識的にも日常を取り戻しつつありますね。
節電で街が薄暗かったり、電車の本数が少なかったりしますが
それもだんだん慣れてきました。
今までが贅沢すぎた、無駄が多かった、なんて前向きな声もしばしば。

 

そのせいか余計に原発がまだ事態を打開出来ていないことが
よくわからなくなってきています。。。
情報としては理解できても、良いか悪いか感情が伴いません。
地震直後はあんなにも身近な被災に思えたのに…。

 

 

ふと、思い出す本があります。

 

51E4XMQX3CL__SL500_AA300_.jpg  『となり町戦争』三崎亜紀

 

 

内容はだいぶうろ覚えなのですが…

  

ある日突然、主人公のもとにとなり町の戦争の知らせが届き
役所からは敵地偵察の任務が下ります。
この始まりやタイトルからは激動の物語になるのか?と思いましたが、
物語は最後までなんの盛り上がりも見せません。

主人公は一応、戦争の関係者で、人ごととこそ捉えてはいませんが、

となり町の惨禍はあくまで「となり町」の距離にあります。

淡々とした日常に、ほんの少しだけすわりの悪いことがあるだけで、

となり町での死者の人数など、たしか戦況が進んでいる情報は届くけれど

「戦争」という惨事の実感は得られないまま。
主人公はのんきに(?)恋愛もするし、最後までなにも見ません。

 

正直、20歳やそこらで読んだ時は全然しっくりこなかった。
やたらシュールと言われた作品で、そんなものかと思っていました。

 

でも今の心境はまさにこんな感じだ、と

全然シュールな物語ではなかったのではないか、と
最近しきりにこの本の表紙を思い出すのです。

 

「見えないものを見るのは無理」「見えないものはないのと同じ」

作中、そんなニュアンスの台詞があった記憶があります。

今思い出さなくてはいけない警告のような含みの台詞だった気がします。

地震だって放射能だって「怖い、怖い」「なんとかしなくては」と言いながら

結局「となり町」のできごとにしてしまっていないだろうか…。

 

うろ覚えなのが悔しいので読み返してみたい作品です。

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