スタッフ日記
住宅照明 知恵袋 明るさについて その1
松本史郎です。
住宅照明の明るさについて その1
どちらの写真が明るく感じますか?
左が夕方で右が日中の写真です。
住宅照明を考える上で考える必要のある<明るさ>には
<作業に必要な明るさ>と<感じる明るさ>の
の2つの要素が有ります。
まずは<作業に必要な明るさ>から
作業に必要な<明るさ>は 照らされてい部分の<明るさ>で
専門的には<照度>といい 単位は<ルクス(lx)>で表現されます。
住空間での<作業>とは 本を読む、料理をする、などの事で
この作業の為に必要な手元の明かるさが<作業に必要な明るさ>です。
JIS照明基準総則では
食事や料理は300lx 読書は500lx 手芸などは1000lx
と記されています。
ところで
照明器具や電球には<光束>の<ルーメン(lm)>数が表記されていますが
これは<光源の明るさ>であって
<作業に必要な明るさ>を表す数字では有りません。
このカタログには合わせてこのようなデータが記されています。
見難いと思いますが1番下に<配光グラフ>が掲載されています。
配光グラフは光源からの距離毎の照度をグラフにしたものです。
この器具の場合は器具の設置部から
1m離れた場所が300lx 2m離れると80lxになると記されています。
この照度が<作業に必要な明るさ>になります。
で、分頭の写真ですが
室内は左の夕方ほうが明るく感じませんか?
そう感じる要因は後日書きますが
<作業に必要な明るさ>については照明が同じで
そこに外光がプラスされているわけですから
右の日中の方が明るいんです。
対面キッチンを白で。
こんにちは。
営業の相澤です。
毎日いろいろなプランや工事に明け暮れているうちに早、12月。
早いですね。
今年の印象は、チョット暮らしやすくなるリフォームが多かったなぁ・・と言う事。
節水が[キーワード]で便器やシャワー水栓・キッチン水栓。
片付けのし易さで、造作の家具や引き出し式のキッチンの収納。
お手入れでは断然、ノンフィルターのレンジフードの取替等、日々バージョンアップしている商品をご紹介してお勧めするのは楽しい仕事です。
給湯器も手元までのお湯の来る時間が短くなっていますから、10年過ぎた給湯器の取替を早めにするのも生活向上の一手です。
反対に今年1件も出会わなかったのは、床暖房工事です。
一段落したのでしょうか・・?
私が巡り会わなかっただけ・・?不思議です。
ご紹介する施工事例は、腰壁に囲まれて対面の良さが発揮されなかったキッチンの改装工事です。
腰壁部分も収納にして収納量を増やしダイニングとの一体感が得られた施工例。
元々、まだまだ綺麗なキッチンでしたがレンジフードのお手入れが出来ず、腰壁の高さが鬱陶しい・・ご要望はお手入れのし易いレンジフード・収納量の確保・ダイニングとの一体感。
すっきりと白色で背面の収納とも違和感無く仕上がりました。
左の写真がリフォーム前のキッチン。
腰壁がダイニングとの空間を分けてしまい、ガラス部分の下がり壁も中途半端な印象。
腰壁はキッチンの天井灯のスイッチと給湯器のリモコンも設置してありました。
新しいキッチンも袖壁は造作して配線しています。腰壁部分はキッチンカウンター下。キッチンパネルで仕上げているので違和感は感じないと思います。
前回の続き洗面化粧台およびトイレ工事です。
お世話になっております。 営業部 藤川です。
前回のユニットバス工事の続きで洗面化粧台およびトイレ工事を書いてみたいと思います。
洗面化粧台はTOTOのサクアを選定いたしました。
サクアの特徴としましては陶器のボールになっておりまして、
セフィオンテクト仕上げとなっておりまして、凹凸を100万分の1mmのナノレベルで
平滑に仕上げておりましてそのために汚れが付き難くなっております。
TOTOの特許製造方法です。
給水給湯排水管も洗面化粧台の一番奥に移動させて洗面の下の収納スペースも確保でき
収納量アップです。オプションで蹴込み板の部分に移動式のキャスターがついた
体重計収納をセレクト、体重計収納問題も解決です。
トイレに関しましてはTOTOのピュアレストQRを取り付けしまして、
先ほど書いたセフィオンテクト仕上げになっており汚れのつきにくいトイレになっております。
トイレの正面のクロスを黒のアクセント貼りをしました。
床のクッションフロアーは石目調のデザインでとてもスタイリッシュな仕上げさせていただきました。
施工事例はこちら↓↓
配管移動で収納確保&体重計収納もクリア 渋谷区I様邸
施工事例はこちら↓↓
スタイリッシュなモノトーンの水周りに一新 渋谷区I様邸
床下には調湿材を!!
営業の小川です。
前回のブログの続きです。
戸建のお宅に伺うと時々、床下からの湿気やカビ臭いこと
のご相談を受けます。
そういったお宅の工事をする際、床部分を大きく解体するので
あれば、ぜひ湿気対策を考えてください。
今回ご紹介するのは、防湿シートを敷いて、調湿材を敷き詰めました。
調湿材は、ゼオライトを使用しました。
ゼオライトは、天然の鉱物で、拡大してみるとトンネル状の穴が
たくさんあり、この小さな穴が分子を吸着し、調湿と脱臭に効果を発揮します。
今回工事させていただいたお宅にもゼオライトを敷き詰めました。
床暖房の工事もするので、新たに根太を架け直し、
防湿シート・ゼオライトを敷き詰めました。根太を先に施工するのは、
せっかくきれいに敷いたゼオライトに木屑が落ちないようにするためです。
大工さんの気配りです!!
ゼオライトを敷き詰めている様子です。
根太を掛けてから、敷き詰めているので、木屑等は落ちません。
↑根太の間に断熱材を入れて、ベニヤを張り、床暖房のマットを施工します。
マットの周りは、ベニヤをもう一枚張って、マットとの段差をなくします。
この上からフローリングを貼ります。
ちなみに根太を掛ける前に、土台・大引き・柱に防腐防蟻剤を塗布しました。
LIXIL 手洗器コフレル
こんにちは。
営業の鈴木です
先日行ったトイレ交換工事のご紹介です。
もともとは手洗器付きの便器だったものをタンクレストイレに交換するので、
トイレ内に手洗器も新しく設置しました。
交換前:LIXIL アメージュZA
↑便器の位置はこのままで、左上に手洗器を新しく設置します。
床解体後
給排水管立ち上げ後
写真のように床を一部開けて手洗器用の給排水管を新しく取り出します。
床を開けてから配管方法を決定するので簡単ではないのですが、さらに今回は
床がタイル貼りだったので、床解体・配管・床下地の再生・タイル貼り・便器交換・手洗器設置
というなんとも多くの工程が必要でした
夜間にトイレを使えなくなる事がないように、なんとか職人さんに頑張ってもらい
2日間で完了し無事に便器を据え付けられました。
手洗器:LIXILコフレル
便器:サティスS
トイレ空間がとてもハイグレードなイメージに。
まるで何もなかったかのようにタイルも元通りです
お客様にも大変お喜び頂きました