営業スタッフ Matsumoto
洗面脱衣室におすすめの床材 BOLON
洗面脱衣室の床といえば
防水性の良い長尺塩ビシート、いわゆる<クッションフロア>がよく選ばれますが
塩ビ感がぬぐえないのが気になるところです。
そこでオススメなのが
長尺塩ビシートでありながら意匠性の高い製品です。

<ボロン>というスウェーデンのメーカーで
日本では やっくん のコマーシャルでおなじみの
輸入建材メーカーの<ADVAN>が扱っています。

<BKB SISAL>の表面の表情です。
実は塩ビ素材で織って造ったシートです。
メーカーでは<ビニル織物床シート>とよんでいます。

かつ、織物なので意匠性が高いと同時に
肌触り(足触り)の良い製品です。

お選びいただいたのは
ボロン BKBサイザル プレーンベージュ遮音タイプ 500角
商品番号:ECSB104186
4.9㎜厚で、クッション性の高い製品です。

足触りの良さはお伝えできないのが残念です。
原宿のADVANのショールームでご確認下さい。
トイレの手洗いと収納 目黒区M様邸の場合 その3
トイレの手洗いと収納 目黒区M様邸の場合 その3 です。
その1は手洗いカウンターを入れるためのトイレの広さの話でした。←Click
その2はリフォームに適した手洗いカウンターの話でした。←Click
その3はトイレの収納を充実させる方法の話になります。

一戸建ての1階部分
サイズは850㎜ x 1610㎜です。

手洗いの独立と収納を充実です。
TOTOの<レストルームドレッサー>が第一希望でした。

TOTOの<ネオレスト手洗器付>や
LIXILの<サティスリトイレ 手洗いカウンター付>
をお勧めさせて頂きました。
色々検討した結果、収納の関係で
LIXILの<サティスリトイレ 手洗いカウンター付>
で進める事になりました。

便器の横の空間に収納を設置する事ができません
そこで収納を充実させる為に
壁面に収納を設ける事にしました。
選んだのは
LIXILのトイレ収納の<ミドルキャビネット>です。
幅が360㎜ x 奥行き150㎜ x 高さ600㎜
扉付と扉無しが選べる物ですが
いたって普通の壁面収納です。
ちなみにトイレットペーパーが15ロール収納できます。

なぜかTOTOではこの様な製品の取扱いが有りません。
結局、この収納の件だけで
TOTOでスタートした話がLIXILに変わりました。
本件とは別のお客様のお宅ですが
このキャビネットを壁に埋め込んだ事例も有ります。

この様に2台連結して設置する事になりました。
ちなみに紫表示部は<インテリアリモコン>と言って
紙巻器の部分に設置できるリモコンです。
TOTOではこの様な収め方は出来ません。

<カラクリキャビネット>という収納です。
<サティスリトイレ 手洗いカウンター付>のオプションではなく
<コフレル>という手洗いカウンターのオプションでセレクトできるものですが
奥行きが<サティスリトイレ 手洗いカウンター付>と同じなので
まったく違和感無く設置が可能です。

キャビネット設置部分の壁に穴を開けて
取付ける為の補強をしています。
かわいい柄のクロスが貼ってあって
出来れば貼替えをしたくないとのご希望がありました。
最小の開口でしっかり補強する必要が有り
職人さん泣かせの工事になりました。

トイレリフォームの完成です。

仲の悪い2匹ですが
アン(あんこ色の方)が眠い時は
キナ(きなこ色の方)の接近が許されます。
トイレの手洗いと収納 目黒区M様邸の場合 その2
トイレの手洗いと収納 目黒区M様低の場合 その2です。

サイズは850㎜x1610㎜で
トイレのスペースとしては十分です。
鎮座ましますのはTOTOのCS20B
床排水
排水芯は200㎜です。


予めTOTOのショールームでこの様な
<レストルームドレッサー>のMサイズカウンターを使ったプランを作っていらっしゃいました。
設置最小寸法は850㎜x1440㎜なので
設置可能です。

トイレの位置を少し移動する必要があることがわかります。

1.トイレ用の給水と排水の位置を移動
2.手洗い用の給水と排水を増やす
の工事が必要になる事がわかります。
M様邸の場合
この工事は不可能な工事では有りませんが
当然費用は発生します。
また、基本的にはこの工事をする事により
1晩トイレが使えないという状況になります。

この様な<ワンデイリモデル>タイプのものを使って
そこから如何に収納を充実させるかを考える
方向で進める事にしました。
この写真は
TOTOネオレスト手洗器付(ワンデーリモデル)です。

手洗器の給排水を便器と繋ぐ事で
手洗器の為に新たに給排水を引く手間を
無くしたものです。

TOTOであればこの写真のようなレストパルのL型も
ワンデーリモデルタイプです。
レストパルはタンクレスに見えますが
実は後ろの箱の部分にタンクが隠れています。

目黒区のM様邸のトイレのリフォームは
最終的にこの写真のような
LIXILの<サティスリトイレ 手洗カウンター付>
で進める事になりました。
収納部分で少しこちらに分がありました。
このあたりの事をその3で書きます。
トイレの手洗いと収納 目黒区M様邸の場合 その1
トイレのリフォームで
「手洗いを手前に持って来たい(タンクの所ではなく)」
「収納を増やしたい」
といったご希望をよく頂きます。

<レストルームドレッサー>のLサイズカウンターと
<ネオレストAHW(レストルームドレッサー専用品)>
だと思われます。
手洗いがトイレから独立して 収納力もUP↑↑しています。
こんな写真を見て「我が家のトイレも」となるのですが
実現の為にはいくつかのハードルを越えなければなりません。
まずはトイレの<広さ>の問題をクリアしなければなりません。
奥行きは最低1,235㎜、幅は最低750㎜が必要になります。

Lサイズのカウンターを入れるには910㎜が必要となっていますが
下の写真のように
トイレの横まで収納を設置する為にはさらに70㎜、計980㎜が必要になります。

最低1690㎜x980㎜のスペースが必要になります。
こちらが目黒区のM様邸のトイレのリフォーム前の写真です。

マグネットペイントを塗ってみました。最終日
松本史郎です。
最終日は仕上げ塗装です。
マグネットペイントと同じターナー社製の
<ミルクペイント>で仕上げます。
こちらも水性塗料です。
色はハニーマスタードです。
仕上げは塗り重ねる毎に磁石のくっつきが悪くなるので
下地が透けないぎりぎりの所を目指します。
仕上げ塗装完了!!
養生を剝すとマグネットペイントの厚みが見えます。
マスキングを少しずらして貼って
シャープに仕上げる方法も有りますが
今回は小刷毛でエイジングをする事にしました。
完工です!!
磁石がひっつきます。
ですが、やはり引きが弱いので
ピンナップには強い磁石か接地面の広い磁石がいります。
ちなみにワークスペースの机は
<BISLEY>のサイドキャビネットと
シナの積層合板を<オスモカラー>で仕上げた物で組んだ
オリジナルです。
Afterです。
マグネットペイントを塗ってみました。2日目
松本史郎です。
2日目はまず下地処理からです。
ターナーの<マグネットペイント>は
ビニールクロスに直接塗ることが出来ますが
古くて汚い壁なので
念のためプライマーを塗ることにしました。
満を持して
<マグネットペイント>塗装の工程です。
普通の水性塗料よりは粘度が高い感じがします。
1回塗りでも磁石がひっつくようになりますが
扇風機を回して乾燥を促しながら3回塗り。
<マグネットペイント>塗装完了です。
中央にゴミみたいに見えるのが磁石です。
<アン>さん興味深々です。
乾き待ちに時間を取られるので
2日目はここで終了です。
晩御飯は<たこ焼き>です。
我が家は2台で作ります。
たこや機器の脇で作る<たこの素焼き>が
ビールのツマミに最高です。
マグネットペイントを塗ってみました。1日目
松本史郎です。
GWは奥様のリクエストで
<磁石がくっつくペイント>なるものを使って
LDのワークスペースの壁をきれいにする事になりました。
この壁です。
普通のビニールクロスの壁です。
なにやら色々<押しピン>で貼り付けて有ります。
先日エアコンを交換する際
今までと違う位置に設置してもらったので
撤去後を隠して
さらに磁石がくっつく壁にします。
用意したのはターナーの<マグネットペイント>です。
水性です。
基本3回塗りで2㎡/Lが目安なので
1.5L缶をネットで購入しました。
定価は¥14,000-と結構なお値段です。
下塗り用の塗料なので
最終的には別の塗料で仕上げる必要が有ります。
養生とパテ処理が完了した所で1日目終了です。
住宅照明 知恵袋 引掛シーリング 引掛ローゼット
松本史郎です。
天井配線器具について
天井配線器具と言うのは
<引掛シーリング><引掛けローゼット>などと呼ばれ
シーリングライトやペンダントライトを取付る際に
電源供給と器具の保持を同時に行う事が出来るアタッチメントです。
各製品の特徴はといいますと
上が<シーリング>で下が<ローゼット>です。
基本は<シーリング>で
脇に金属製のハンガーが付いた物が<ローゼット>です。
<シーリング>の直径は6センチ程です
<ローゼット>は10.6センチです。
<シーリング>は5kg以下の照明器具しか取付けることが出来ませんが
<ローゼット>はハンガーで保持することにより
10㎏までのものを取付けることが出来ます。
ただ、およその照明器具は5kgを超えることは有りません
また、重量のあるものは直付けといって
直接天井に固定する仕様になっていますので
特にご希望が無い場合は<シーリング>を設置します。
上が<引掛>で下が<フル引掛>です。
違いは天井から遠い面に<つば>が有るか無いかの違いです。
写真はシーリングですが
ローゼットにも<フル引掛>と<引掛>の2種があります。
<フル引掛>はPanasonicが設置強度を上げる為に開発した仕様で
これに対応した製品を設置した場合のみその性能が発揮されます。
<フル引掛>に他の器具を設置した場合は
普通の<引掛>に取付けたのと同じ状態になるだけで
特に問題が有るわけではなく、価格も同じなので
新設の場合は<フル引掛>が選ばれます。
角型引掛シーリング
こちらは基本的に和室竿縁天井専用です。
以前は洋室の天井にも使われていましたが
最近はほとんど使われていません。
住宅照明 知恵袋 フレキシブルな照明計画 その2
松本史郎です。
フレキシブルな照明計画 その2
住宅照明にダウンライトを希望されるお客様が多くいらっしゃいます。
余談ですが
ダウンライトは本来は住宅照明向きでは有りません。
基本的に光源が天井にもぐっているので光が広がらず
員数の割りに<印象としての明るさ>を作り出せないからです。
なので、まずはなるべく壁に光が当たるように配置します。
本題です。
フレキシブルな照明計画その2は<調光>です。
調光用スイッチ(コントローラー)
文字通り明るさをコントロールできる機能です。
調光に対応した器具を選ぶ必要が有るとともに
専用のコントローラーが必要です。
<印象の明るさ>は個人の感覚が判断する物なので
事前に100%の計画をすることが出来ません。
Maxである程度の明るさを確保して
お客様に好みの明るさにコントロールしていただくのがベストです。
明るさを調整できる<調光>機能は必須アイテムです。
さらに<調色>機能があればより自由度が高くなります。
住宅照明 知恵袋 フレキシブルな照明計画 その1
松本史郎です
以前に書きましたが
明るさには<実際の明るさ>と<感じる明るさ>が有ります。
<実際の明るさ>は作業に必要な明るさです。
この<実際の明るさ>をクリアするのは簡単で
読書ならデスクライト、キッチンなら棚下灯などを設ければ
作業に必要な明るさを供給できます。
難しいのは<感じる明るさ>です。
<感じる明るさ>は数字に表すことが出来ず
個人の<感覚>によるところが大きいので
結局<フレキシブル>な照明計画をする事なってしまいます。
<フレキシブル>な照明計画の最たるものが
<引掛けシーリング>などの配線器具の設置になります。
(シーリングとローゼットの違いについては別項を。)
およそのシーリングライトやペンダントライトを
明るさや好みに合わせて自由に選ぶことが出来ます。
このようにスポットライトなどを設置することが出来る
<取付簡易型スライドコンセント/コイズミ照明>は
<フレキシブル>x2な究極のフレキシブルな製品です。
サイドマントルタイプのレンジフード
松本史郎です。
Beforはこんな感じでした。
もともと開放感の有るキッチンなのですが
お客様はもっと開放感が出したいとのご希望でした。
この写真では分かりませんが
コンロの裏側には60㎝ほどのパイプスペースの柱型が出張り
その脇に70㎝程の袖壁が足され
写真のようにコンロ前が少し閉鎖的でした。
で、パイプスペースは無理にしても
袖壁は撤去してほしいとのご希望を頂きました。
今回はキッチン交換のご希望は無かったのですが
レンジフードは既存のままと言うわけには行きません。
60㎝の壁に90㎝のレンジフードを取り付けるのですから
レンジフードが30㎝壁から飛び出します。
そこで、サイドマントルタイプと言う
ペニンシュラタイプ(片側が壁に接している対面型)
のキッチンに使う物をセレクトすることにしました。
そもそも対面用なので一部を壁につけて設置するのは
イレギュラーな方法ですが
そこはお客様も開放感を優先することでご理解いただきました。
Afterがこちらです。
ここで、面白いことが。
お客様から白でスタイリッシュな物をとのご希望をいただき
レンジフードのみの交換と言うこともあって
<富士工業>の<ARIAFINA(アリアフィーナ)>シリーズの
<Side Federica(サイドフェデリカ)>を選びかけたのですが
製品の最低全高が70㎝の為、天井の高さの関係で断念し
<LIXIL>の<ALESTA(アレスタ)>から
最低全高60㎝の<FEDシリーズ>というレンジフードだけを仕入れて
設置しました。
で、設置したレンジフードに<ARESTA>のロゴが入っていました。
<FED>って<Federica>の頭3文字じゃん!!
パイプラックを特注
松本史郎です
顧客様からこんな棚がほしいと写真を見せていただきました。
いわゆる<パイプラック>
簡単に言うと<水切り棚>ですが
オープンキッチンのバルなどでオシャレに使われているのを良く見ます。
ここのバックカウンター上のウォールキャビネットを撤去しての設置をご希望です。
実際に見せていただいた写真は
<クリナップ・キッチンタウン・東京>に設置してある物だと一見して分かりましたので
クリナップさんにお願いして詳細を教えてもらい
図面を書いてオーダーしました。
Afterがこちら
左端の棚下についているのは<グラスホルダー>です。
ワイングラスを逆さまに吊るすためのハンガーで
使用したのは<HAFELE(ハーフェレ)>の物です。
Panasonicの畳が丘
松本史郎です。
和室をリビングと繋げるリフォームをさせて頂いた中で
一部に畳がほしいと言うご希望が有り
Panasonicの<畳が丘>に興味をお持ちでしたので
お勧めしました。
ユニットを組んでいくと畳の小上がりを簡単に作ることが出来ます。
畳みの下は収納になっています。
座卓を設置することも出来ます。
本体と畳が各3色から自由に選べるので
純和風から和モダンまで対応可能です。
ちなみに畳みはイ草の畳ではありません。
ではBefore
で、Afterです。
格子もPanasonicの<スリット格子>です。
ちなみにその脇の収納の扉も
Panasonicの<ベリティス>の<収納用建具 3枚連動引戸>です。
Panasonicの建材はサイズオーダーの自由度が高く
リフォームに向いています。
6月には新柄も出ますので、ご期待下さい。
ミスト付き浴室暖房乾燥機
松本史郎です。
ユニットバスを交換する再に
浴室暖房乾燥機(以下 浴乾と略記)もミスト機能付きの物に交換したい
というご希望を頂きました。
既存の浴乾が温水式だったので特別難しいご希望ではないものの
頻繁にあるものではないので事前に確認してみると
知らないことが幾つか有りました。
その1<ドレンが必要ないタイプの物がある>
ミストにするには<給水とドレン>と言う固定概念が有りましたが
今回設置したノーリツの<BDV-M4104AUKNT-J3-BL>には
ドレンが必要有りません。
設置する側にとっては結構重要な情報なのですが
カタログには一見して分かる特記が有りません。
確認したところ
ノーリツの場合現行品の内 暖房能力4.1kWの標準タイプは
全て<ドレンレス>との事です。
確認はしていませんが
リンナイも4.1kWの製品の図面には排水の接続口の表記が無いので
こちらも<ドレンレス>ではないかと推測できます。
なので、これをセレクトすればドレンを何処に流すかを
悩む必要がなくなります。
その2<既存の温水チューブの太さに注意>
こちらもカタログが交換を前提にしていない為に
特記は有りませんが
ミストの場合温水チューブが<10φ>の必要があります。
これはペアチューブの画像です。
赤線が入っている物は7φ
青線が入っている物が10φです。
給湯器と浴室の場所が離れていると
配管の差換えが困難な場合が有るので要注意です。
既存のチューブの断熱材を少しめくれば簡単に確認できます。
KAWAYUNのキッチンアクセサリー
松本史郎です
お客様のご依頼でキッチンに
<KAWAJUN(カワジュン)>と言うメーカーの
<キッチンアクセサリー>の<ハンガーポール>
を取り付けました。
<KAWAJUN>は扉のハンドルで有名なメーカーですが
キッチンや洗面・トイレなどのアクセサリー類も扱っています。
住設メーカーには無いセンスの良い物をそろえています。
たとえば、ガラス棚付ペーパーホルダー<CS-273>
こちらが実際の施行写真です。
☆こちらの取付には下地の補強が必要になります。
今回はキッチン交換工事の再
事前にご希望を頂いていたのでまったく問題有りませんでしたが、
既存のキッチンに付けたいといった場合は
取り付けられる位置に制約が出たり
場合によっては取付ける事が出来ない場合も有ります。