LED電球に取替える時は・・・

こんにちはー。

先日、内装工事をした現場で、「一緒に、ひと通りの電球を取替えて欲しい」 と、お客様が電球を用意されていました。「もちろん、了解ですーーー!」と承知したのはよかったのですが・・・・
全てLEDで、電球形が4個、直管形が4本ありましたが、そのうち電球形2個、直管形2本がつけられませんでした。
一口にLED電球・LEDランプと言っても、その照明器具に 合う・合わない があるんです。

ここで簡単に、取替えの時の注意点をあげてみたいと思います。  

・口径のサイズ
これはよく知られているかもしれませんが、電球の差込口(口金)には2つのサイズがあります。
古くから使われている一般的なサイズが 『E26』 、これより小さなサイズが 『E17』 です。

・電球の大きさ
普通の電球と比べて、口金付近が少し大きくなっています。
口金付近が狭い器具や、カバーが小さめの器具だと、電球が入らないことがあります。

・調光器に対応する
『調光器対応』タイプ を選びます。
ただ、調光器自体が限られたり、複数の電球を一つの調光器で操作する時に、明るさにばらつ
きが出る場合があります。

・カバー付の照明器具
カバーがついている密閉型の照明器具には、『密閉型対応』タイプ を選びます。
点灯しないことや、寿命が短くなる場合があります。

・屋外の照明器具
今現在は、屋外に使用できるタイプは出ていません。
雨や結露、直射日光、雷など、故障の要因があります。

・断熱施工タイプの照明器具
特にダウンライトにこのタイプが多いです。
器具に『SG』『SB』『SGⅠ』等と書かれている器具には使えません。
点灯しません。

・直管形の器具の種類
蛍光灯器具は、『スタータ式』『ラピッドスタート式』『インバータ式』と、放電方式により分かれて
います。
この種類が合っていないと、口金・長さがあっていても、点灯しないか、してもすぐに消えてしま 
います。

LED、奥が深いですー
今回は電球形をつけようとした器具が、断熱タイプのダウンライトであったことと、
ラピッドスタート式直管形をつけようとした器具が、インバータ式であったことにより、
対応できませんでした・・・・。

いずれにしても、間違えたランプをつけてしまうと、器具やランプの故障に繋がるので、購入前には、照明器具をよく確認してから買いにいくのがよいですね。
LEDランプ自体も、まだまだお高い物ですから・・・・・