日常を取り戻す

事務の茂山です。
 
地震の影響はまだまだおさまる気配がないですね。
情報は錯綜し、交通や流通はぐちゃぐちゃです。

不安の声に紛れて、不満もチラホラ聞こえてきます。
けれど被災地の悲惨さを思えば、首都圏での影響は所詮「不便」にすぎませんね。
今、あらゆる影響に文句を言うのは現在進行形の被災をすでに風化させているようなもの。
忍耐強く復興に力を注ぎましょう。
 
スーパーやコンビニでの買占めも問題視されています。
本当にお店が空っぽです。こんなの初めて見ました…。
この光景に私もやや浮き足立ってしまいましたが母親と電話で話してハッと我に返りました。
 
新米主婦ではありますが私だって家計を預かる身。
毎日きちんと家計簿をつけ、冷蔵庫の中身を把握し、食材に無駄を出さず、 
お弁当のおかずになるように、夕飯の追加一品になるようにと、冷蔵程度で1週間以上持つ保存料理をいつも用意することを、今まで確かにやってきていました。
(最近は共働きの世帯が多いので、こうした料理本もたくさんあります!)
 
なのに地震の後、気持ちも生活時間もなかなか落ち着かず、そうした日常的な事をすべてやめてしまっていた事に気付いて反省しました。
 
幸い食べ物がすぐ傷んでしまう季節でもありません。
工夫と手間をかけることであらゆる無駄は省けるし、先々の見通しを立てた豊かな生活はできます。

 

粛々と働き、生活をし、日常を取り戻すことも復興の一環になると聞きました。 
日本人の美徳は「調和」や「もったいない精神」に挙げられます。
地震や津波は無理でも、人の手で止められる混乱は止めていきましょう!