スタッフ日記

屋根葺き替えで耐震補強

2016年8月25日| カテゴリー「 営業部長 Osada

営業の長田です。今回は中目黒のT様邸の瓦屋根葺き替え工事についてお話します。

T様は6月に中古物件を購入しましたが、耐震的に不安なため予算の範囲内でできる限りの耐震補強を行いたいと相談を持ちかけられました。                              内装リフォーム済みのきれいな住宅でしたので、再度内装材を壊し、大掛かりな筋交いや合板張りで強い耐力壁を作るのは効率が悪いと判断し、屋根の軽量化を考えました。耐震診断ソフトで計算したところ、既存建物の評点が0.58に対して屋根を軽量化すると0.72まで上がることから、この方法での耐震補強をご提案させていただきました。金額的にも予算内に納まることから、ご契約後、さっそく工事スタート。

一日目:まず安全に瓦を降ろすのに屋根周囲に足場を組立て、ホコリ対策として養生シートを張ります。今回は敷地に余裕があったので、ステージを併設させました。

T様邸1 T様邸2
現況の瓦屋根                           屋根周囲に足場組立て

二日目:瓦を一気に降ろし、清掃後、野地板を上張りし、アスファルトルーフィングを敷設します。今回、既存屋根の勾配が緩いため、ルーフィングは2層張りとしています。

T様邸3 T様邸4
瓦撤去状況                   瓦撤去完了              T様邸6 T様邸8
野地板施工完了                   アスファルトルーフィング施工完了

三日目~屋根の葺き替え工事です。                                   今回はもとの瓦色に近いケイミュー㈱コロニアルグラッサ:パールグレイ色を選んでいただき施工しています。

T様邸9 T様邸10
コロニアル屋根施工中            屋根工事完了

軒樋を吊りなおし、足場を解体して工事完了です。                           今回は天気にも恵まれ、実質6日間の工事期間でした。

屋根の葺き替えは、耐震補強工事には非常に有効な手段です。                   また職人さんも家の中に入ることなく工事ができ、工事をする側もされる側(お客様)もあまり気を使うことなく工事が出来ます。

 

 

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