『冷静と情熱のあいだ』の舞台へ

こんにちは、事務の茂山です
前回の記事に引き続き、読書と旅のお話です。

アムステルダムから無事イタリア・フィレンツェに到着しました。
フィレンツェって言ったら!あれですよね!
『冷静と情熱のあいだ』

言わずもがな、
作中重要な役割を果たす、10年前に離ればなれになった昔の恋人との約束が
「30歳の誕生日に、フォレンツェのドゥオーモのクーポラで会ってね。」

これですよ
まーロマンティック!
さすが稀代の恋愛作家(?)辻仁成!
奥様に「やっと逢えたね」とか言っちゃうだけのことはある!(笑)

ストーリーは原作(私はBlu派)のほうが好みでしたが、
映画では美しい街並みと、絵画の修復士や工房という雰囲気が素敵で、
エンヤの音楽も完璧すぎて、ずっと憧れの世界でした

そんな憧れのフィレンツェ。

ドゥオーモも目の当たりにしてテンションあがるあがる
一人旅だったのに、一人でキャッキャッとハシャいでしまいました

当然!登りましたよ!
石造りの階段464段 きっつー!

それでも、汗だくになってたどり着いたクーポラからは、
フィレンツェの赤い屋根の街並みが一望できて、
「嗚呼、ついにあの作品の舞台に…!」という感慨に胸がジーン…

 

が。

ふと気付いてしまった。

 


ここからじゃ、ドゥオーモが写真に撮れないじゃないかー!

あの!映画のワンシーンのような!あのアングルで!

そんな私の目に飛び込んできたのが、隣にそびえ立つジョット鐘楼。

 

もぉーう、登りましたよ 414段

でもその甲斐ありましたうーんスバラシィ…

やっぱり作品の世界を訪ねるのは嬉しいですね
旅の楽しみや感動が一層に膨らみます。
これまた良い体験になりました

☆おまけ☆
過酷な階段昇降に迫害されたようになった私の足
あー、痛かったー