現 場 見 聞
中途半端は後が大変
9月に入ってからも記録的な猛暑が続いています。しかし日暮れの時間が早くなったり、早朝の風が秋風っぽくなったりして季節が変わる気配が微かに感じられるようになりました。もう少しの辛抱です。
現場では相変わらず給水管の更新工事を行っています。その工事の中で1件気になった工事があったので報告します。
この部屋は2年前に全面改修工事を行い配管関係も更新工事を行うことになっていたのですが躯体埋設管の交換が行われていませんでした。今回の事前調査でその事実がわかり配管の更新を行う事になりました。洗面台・洗濯機パンの脱着、洗面所・トイレの床の開口復旧、CFシートの貼替、流し台の床の開口復旧等の付帯工事が発生します。一度リフォームした個所を施工しなおすのは気が進む工事ではありませんし費用もかなり掛かります。
リフォーム工事を計画する時はリフォームの最終完了形を想定し予算等の条件で何処まで工事をするか検討し出戻り工事が将来発生しないよう計画する事をお勧めします。その場凌ぎの工事は後が大変であるとともに不必要な費用が掛かります。
リフォームは信用ある業者に任せるのが最良の方法です。
大谷 親弘