ルーシー・リー展
宮武です。
夏休みの週末を利用して、友人と栃木県の益子に行ってきました。
目的は益子陶芸美術館で行なわれている『ルーシー・リー展』です。
http://www.lucie-rie.jp/index.html
この展覧会は国立新美術館でも開催されていたのですが、
見逃してしまったのです。
でも、焼き物の町での陶器の展覧会は東京のど真ん中で観るとのは
また違った趣があったと思います。
会場を出るとすぐに益子焼の工房やお店があり、陶芸をとても
身近に感じました。
Lucie Rieの作品は、器の脚の部分(高台)が細くてあやうさがあります。
これ以上細くても太くてもエレガントではない、というようなサイズです。
また、地中海のようなマットなブルーや、薄いモスリンのようなピンクなど、
女性らしい釉薬の色も息を飲むほど美しかったです。
この器には何が似合うかな、この花器にはどんな花を生けようか、と
想像しながら、ひとつひとつ観ていると時間の経つのを忘れました。