漏水か。雨漏りか。が、分からない? パート2 ! !

漏水か。雨漏りか。が、分からない? パート2

 

「8月2日の漏水の続き」

 

濡れていた壁を開口したまで2週間ほど、たった頃。

お客様から連絡がございました。

 

「やはり、ドレン管が、しっとりと濡れてきた。 」との連絡がありました。

 

原因が、分からないままですので大工さんに壁を大きく撤去してドレン部分が分かるようにして確認しました。

 

建物の構造は、鉄骨造でALCの壁です。

 

壁を開けて見ると

雨水による雨漏りの跡は、壁から見やたらず。

雨漏りでは、なさそうです。

 

良く観察をすると、

ドレン管(エンビ管)が、サッシのアングル下地

(ALCの開口部・サッシなどの廻りにアングルL65×65×6のスチール材が補強下地)に当たっていました。

 

そのサッシのアングル下地を触ると、熱くなっていました。

 

40度は、あったでしょうか。とても熱くなっていました。

 

おそらく、壁の中は、隠ぺいされていますので、50度以上になっている状態で、ドレン管が、ぴったりとアングル下地に密着していると、

エアコンを作動してドレン管に冷たい排水が、流れ込むと、その密着した部分から温度差によって、結露が発生したように思われます。

 

通常は、エアコンのドレン管は、保温は、致しませんが、特に、今回のようにスチールやアルミなどの熱の伝わる材料と接触する場合や接触する危険性がある場合は、内部でドレン管を配管せず、外部へドレン管を出して配管することが、最善の方法を思われます。

原因が、はっきりしましたので、対応を考えて結露の復旧工事を早々にしたいと思います。

復旧工事は、次回にコメントしたいと思います。

 

次回に続く!! 

 

——-ケンテック 菊池 稔——