夏のオススメ本!
もう夏も真っ盛りですね!(昨日今日は比較的過ごしやすいけど)
夏ともなると、海に山にキャンプにBBQに花火大会に…!
と、気持ちもアウトドアに向かいやすいのですが、
実はこの時期、本屋さんがアツいと思っています!
学生さんは少し前から夏休みですよね。
夏休みといえば「読書感想文」、みんな書いた記憶があるはず。
本屋さんもそれに備えて、イチオシの良書が平置きにされます。
普段は新刊が並ぶスペースに、近代文学が並びだすと
一味違った夏の到来を感じます。
最近では芸能人が文学文庫の表紙になっていたりと、
とっつきやすい工夫もされてますよね。
太宰治や中原中也や夏目漱石の表紙がAKB48って、
まぁワタシは若干抵抗あるんですけど(苦笑)
夏に読みたい本として真っ先に思い浮かぶのはコレ!
カミュの『異邦人』
母親が亡くなった翌朝に、女の子と遊びほうけ、
ふとした事で人を殺してしまうことに…
殺人の動機は「太陽のせい」という台詞はあまりにも有名。
夏の話だったかは覚えていませんが、
クラクラするような太陽を見上げるたびに
この台詞を思い出します。
ま、でもこの話めっちゃ暗いので(苦笑)
オススメはこっち↓↓↓
ドライブの途中、学生四人が迷い込んだ山荘には、
一台のベッドと冷蔵庫しかなかく、
その冷蔵庫には、ヱビスのロング缶と凍ったジョッキ。
ベットと96本のビール、13個のジョッキという
不可解な遺留品の謎を酩酊しながら推理するうち、
大事件の可能性に思い至る…。
いわゆる安楽椅子ミステリです。
主人公達4人がビールを飲みまくりながら推理する様子が
読んでいて気持ちいいです。
結末は…ですが、あえて暑い部屋の中で汗だくになって読んでみてください。
ビールが美味しく飲めますよー(笑)