漏水と老衰

駒沢公園のイチョウの葉も黄金色に染まり都内も紅葉の季節となりました。車で走っていると落ち葉を掃いている人を多く見かけるようになりました。

 今回も最近行った工事について報告させて頂きます。皆様のお宅で水道の蛇口をひねった時に赤い水が出た事はありませんか。古い建物の給水管・給湯管に鉄管を使ったものが多くあり配管の内部のサビが水道水に溶けて出てきたものです。

 この様な状況になったら配管を取替え必用があります。また、サビた個所から水漏れが発生することも有ります。

 鉄管が老朽化(老衰)すると水漏れ(老衰)が起きるということになります。

配管材料はサビの発生を防ぐ為、鉄管の内側に塩化ビニールの被膜を着けたもの(GLVP)や塩化ビニール管(HIVP)、ポリエチレン管など色々な給水管が出来ています。

最近のマンションではポリエチレン管で配管されたものが多く見られます。

 今回の工事は給水管に赤水が出た為配管を交換しました。(給湯管は銅管)配管材料は塩化ビニール管のHIVPを使用しました。床や壁に穴を開け配管し復旧しました。内装の補修等費用と手間はかかりましたが工事後、水の出が良くなったとの感想をいただき嬉しくなりました。

 赤水を見たら給水管・給湯管の交換を考えてみませんか。健康に対する安心や下階に対する漏水の心配も無くなります。是非おすすめいたします。