解体しないとわからない工事、第2弾!!!
解体しないとわからない工事、第2弾(6/2の続き)
前回の現場で浴室での漏水があった工事と同じ現場です。
戸建2階建て、築15年の2世代の改修工事中です。
1階の北東側洋室で、サッシを腰高から上が、明り取りのため傾斜サッシになっていて大きなサッシが、取り付いておりました。
今回は、洋室の床暖の温水タイプを施工するため、床を解体いたしました。
フローリングとベニヤ下地と根太を解体いたしまして大引きの状態にいたしました。
そのときに、そのサッシの窓枠とサッシとの取り合い部分の所が、隙間が出てサッシの下枠部分も下がってきたので、サッシの下側部分のボードを撤去してみました。
すると木下地(間柱など)が、サッシとモルタル(外壁)に隙間がありそこから雨水が浸入して、スカスカになっておりまして内部のボードでかろうじて支えていた状態でした。
お客様に、確認をして頂いてその部分を、土台の補強と間柱を新規にして木軸壁を造作いたしました。
雨水が、浸入した原因は、外部のサッシとモルタルとの取り合いが、角パイプで見切っていただげですので、隙間が生じて雨水が浸入したようです。
その原因をなくすために、外壁モルタル部分も撤去して、サッシとモルタルの取り合いに水切りを入れて雨水が、浸入しないように施工いたしました。
基本的に、サッシ下枠部分には、水切りを付けて納めるのが普通だと思うのですが、サッシの施工不良が、原因と思われます。
——ケンテック 菊池 稔——-