リフォームするなら耐震補強工事も致しましょう!!その2

こんにちは、菊池です。

今回は、7/17の続きで、耐震補強改修工事をご紹介します。

耐震補強改修は、構造用合板大壁仕様とダイケンのかべ大将(入隅受材仕様)を使用しました。
横架材と柱の柱頭柱脚に適正の金物にて接合いたしました。

世田谷区中町の耐震補強は、上部構造評点が、1.0以上となるように補強計画を致しました。 
0.28⇒1.25まで評点をあげて補強を致しました。
判定は、「一応倒壊しない」まで耐震補強を致しました。
また、バランス改善も致しました。

上部構造評点の判定は下記①~④のようになります。
①1.5以上:◎倒壊しない
②1.0以上~1.5未満:○一応倒壊しない
③0.7以上~1.0未満:△倒壊する可能性がある
④0.7未満:×倒壊する可能性が高い
耐震補強工事をする場合は、②の1.0以上に補強計画をする必要があります。

今回の補強計画は、1.25の上部構造評点で耐震補強をしています。
それでは、耐震補強をご覧ください。
(補強工事の1部分の写真になります)

 

施工中の写真1

 

ダイケンのかべ大将⑤入隅受材仕様
壁基準耐力:5.7kN/m
左側に新規柱□105×105を新設して横桟と入隅受材(縦材)を取る付ける。

 

 

 

 

 

 

施工中の写真2

 

ダイケンのかべ大将⑤入隅受材仕様
壁基準耐力:5.7kN/m
右側の既存柱□105×105を再使用して横桟と入隅受材(縦材)を取る付ける。

 

 

 

 

 

 

施工中の写真3

 

 

外壁側に保温材(グラスウール)が入っていないため保温材を入れる。

 

 

 

 

 

施工中の写真4

 

ダイケンのかべ大将⑤入隅受材仕様
壁基準耐力:5.7kN/m
左側に新規柱□105×105を新設して横桟と入隅受材(縦材)を取る付ける。
上記の下地にダイケン専用ビスを施工手順に従って四周@100以下、へりあき25mm(又は、75mm)で耐震パネルを取り付ける。

 

 

 

 

施工中の写真5

 

ビスAφ5.8×L38を@100以下で取付。

 

 

 

 

施工中の写真6

 

へりあき25ミリで取付。

 

 

 

 

施工中の写真7

 

下部の耐震パネル取付。
床からの「へりあき」を75ミリで取付。

 

 

 

 

 

施工中の写真8

 

ダイケンのかべ大将⑤入隅受材仕様
壁基準耐力:5.7kN/m

ダイケンの耐震パネルを取付後の写真。

 

 

 

 

 

施工中の写真9