鉛管から塩ビ管へのつなぎ替え
こんにちはー。
今日はちょっとマニアックなお話
古いテナントビルで、トイレの移設工事をしました。
汚水の排水管が、鉛管という鉛でできた配管材だったので、硬質塩化ビニール管に繋ぎ替えました。『給水管』としては害がある為、これまで色々と問題になり、なくなっていきましたが、そこそこ古いビルやマンションの『排水管』では、まだまだ見かけます。
← まず鉛管を適当な長さに切って、
トーチランプで口元周辺をあぶりまーす。
鉛は温めるとやわらかくなり、曲げ加工が
できるので、配管材としての利点はそこに
あります。
きれいな丸◎になるように、ハンマーで優し
く叩いて形を整えまーす。
← MYジョイントという継手金具を使います。
下になるブッシュとワッシャーをはめ込み、
さらに鉛管をあぶって、またハンマーで優し
く叩いて、口元をテーパー状に拡げます。
ここで、あぶりすぎには要注意!
完全に溶けちゃうと無くなっちゃいまーす
← テーパー状に拡げた鉛管に、上になる本体
を差し込み、鉛管の切断面が本体に食い
込むように、またまたハンマーで優しく叩い
て、密着させます。
ここで、本体の下部が鉛管の中に入り込ん
でしまったり、隙間ができてしまうと、漏水
の原因になってしまうので、慎重に取り付け
まーす
← 本体の下の部分に、パッキンを入れまー
す。
← 袋ナットにテーパー付短管を差し込み、
締付け接続します。
これで繋ぎ替えが完成でーす
あとは通常通り、塩ビ管の継手を取り付け
て配管していきます。
とってもマニアックな報告でしたーーー!! 笑