浴室の段差解消・ユニットバス

こんにちはー 
まだ暑い日が続いていますねー

「今ある浴室は、入口に段差がある。」
「洗い場と浴槽に段差があって、浴槽にまたいで入るのがたいへん。」 など、
お年寄りや体のご不自由な方には、この高さの違いがとても不便です。
解消するために、ユニットバスに取替えたい・・・・、そういったお問合せも多いです。

各メーカーが出しているユニットバスは、こういったお声にお答えすべく、
それぞれいろいろな工夫がされてきています。
たとえば、
段差が少ない出入り口・浴槽のまたぎやすさ
入浴のためのスムーズな動線
などなど。

浴槽への出入りの段差は、ほぼまちがいなく、現在よりも低くなって、またぎやすくなります。
ただ、浴室入口の段差解消は、建築条件によって、できない場合もあるのです・・・・
特にマンションはその場合が多く、洗面室の床の高さと、ぴったり合わせるのはほとんど不可能で、どうしても少し、 一段上がるような形 になります。
それは既存の スラブからの高さと排水の高さ で決まるからです。

既存のユニットバスを壊した状態。 →
(左) 左下に出ているのが排水管です。
(右) 排水管アップです。

マンションによってパイプシャフトまでの距離が長いと、浴室スペースに入ってきた所ですでに、
排水高さが上がっています。排水する為の勾配をとるからですね。
上のマンションの写真では、浴室スペースに到達したこの場所で、ユニットバスの排水接続高さより、プラス3センチになっていましたので、この時点で浴室自体を最低3センチは上げないといけません。

ケンテックではこういった問題についても、お客様にお解かりいただけるまで、ご説明致します