目黒区にお住まいの方必見!ゲリラ豪雨から家を守る止水板と助成金制度のご紹介

こんにちは。
住空間アドバイザーの鈴木です。

近年、台風やゲリラ豪雨による浸水被害が全国各地で増加しています。
特に目黒区は都心に位置しながらも坂道や河川が多く、集中豪雨による内水氾濫(下水があふれて浸水する現象)に注意が必要です。

自宅や店舗を守るためには、「止水板」を設置して玄関や駐車場からの浸水を防ぐことが非常に効果的です。
ここでは、目黒区で利用できる「止水板設置工事助成制度」と、おすすめの対策をご紹介します。

1. ゲリラ豪雨と都市型浸水のリスク

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ここ数年、夏場だけでなく春や秋にも突然の豪雨=ゲリラ豪雨が発生しています。

特に目黒区では、
・坂道の下にある住宅
・半地下駐車場や地下室を持つ建物
・玄関が道路より低い位置にある住宅

は浸水リスクが高いとされています。

実際、短時間の豪雨で排水が追いつかず、わずか10分ほどで玄関や店舗内に水が流れ込むケースもあります。
一度浸水すると、床下浸水の修理費用は100万円以上かかることも!
日ごろからの備えが重要です。

2. 浸水対策のポイント:止水板とは?

「止水板(しすいばん)」は、玄関やガレージなど建物の出入口に取り付けて水の侵入を防ぐ板状の設備です。
設置が簡単で、使わない時は取り外して収納できるため、一般住宅でも採用しやすいのが特徴です。

止水板のメリット
・突然の豪雨でも素早く設置可能
・床下浸水や室内浸水を防ぎ、修繕費用を大幅に軽減
・工事費用は補助金で負担軽減可能(後述)


おすすめ設置場所
・玄関ポーチ
・半地下駐車場の入口
・店舗の出入口
・排水が追いつかない敷地の低い部分


3. 目黒区の「止水板設置工事助成制度」概要

目黒区では、浸水被害を軽減するために、止水板設置工事費用を助成する制度があります。
この制度を活用すれば、自己負担を大幅に抑えて安全対策が可能です。

対象工事
・建物の出入口などに取り外し可能な金属製止水板を設置する工事
・止水効果を高めるための内外壁止水工事や土間コンクリート打設工事

※止水板の購入のみでは対象外なので注意が必要です。

対象者
・目黒区内の住宅・店舗・事務所の所有者または使用者

ただし、以下は対象外になります。
・令和6年4月1日以降に建築確認を受けた新築で、地盤面を掘り下げて土地利用をした建物
・浸水被害を拡大させる恐れのある半地下駐車場など

助成金額
・個人(区民): 工事費用の4分の3、上限100万円
・法人: 工事費用の4分の3、上限50万円

4. 助成制度を利用する流れ

1.工事前に事前相談
目黒区役所「道路公園課補修調整係」に連絡

2.申請書類を提出

3.工事開始 → 完了

4.完了報告 → 助成金受領


ポイント:
申請前に工事を始めると助成対象外になるため、必ず事前相談を!

5. 自宅でできる簡単な浸水対策

止水板工事が完了するまでにもできる、簡易的な対策をご紹介します。

・ホームセンターで購入できる簡易型止水板や水のう(ウォーターバッグ)を常備
・排水溝や雨どいのゴミ詰まりを定期的にチェック
・家族で「豪雨時の避難手順」を共有しておく
目黒区は都市型水害のリスクが高い地域でもあります。
しかし、止水板を設置することで玄関や駐車場からの浸水被害を大幅に軽減することが可能です。
さらに、目黒区の「止水板設置工事助成制度」を利用すれば、最大100万円までの助成を受けられるため、費用面の負担も安心です。

ゲリラ豪雨はいつ起きるかわかりません。
大切な住まいを守るため、ぜひ早めの対策をご検討ください。

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