厳しい世界
寒い日が続いています。今夜は特に風が強く寒さが厳しいようです。
先日、蝋梅の木を見つけたので写真を撮りました。
冬晴れの青空をバックに透き通るような色の蝋梅は気高い花だと思います。
実はアルカロイドという毒を持ってる花だそうですが。
先日は共通1次の当日に日本中が大雪で受験生は大変な思いをされたようですが、まさに受験シーズン真っ盛りのこの頃ですが、そろそろ卒業や新入学の話題もちらほらしてきました。
昨日はある劇団の研究所の卒業公演を見に行ってきました。
30数名の研究生がシェークスピアの戯曲に果敢に挑んでおりました。
芝居としての出来栄えはさておきですが、若い人の溌剌とした様子を見るのは良いものです。
ところが、この30数名の研究生の中で晴れて劇団員になれるのは1?2名程度なのだそうです。
若い研究生の溌剌とした所作、終わったあとの晴れ晴れとした表情は、この卒業公演がほとんどの研究生にとって一世一代の晴れ舞台だということなのでしょうか。
なんとも厳しい世界です。
芝居に打ち込んだ経験を胸にさまざまな未来へと巣立っていって欲しいものです。