1995年1月17日

新年もはや11日、まもなく1月17日がやってきます。

 

1995年1月17日午前5時46分52秒。

明石海峡を震源とするマグニチュード7.3の大地震が発生しました。

約5000人が建物の下敷きになってほぼ即死しました。

 

直後には火災への対応として消防の体制とか自衛隊の対応についての議論が多く出されました。

マスコミの報道もどうしても火災への対応や緊急物資の調達などに関するものが多かったし、私たちも数日の間そういったニュースに注目し、下敷きになった方を火災の中から救えないものかと思ったたものです。

 

ところが、その後の解剖医を中心とする地道な調査の結果、亡くなられた方の実に92%が地震の後14分以内に亡くなられたことが分かりました。

倒壊した建物の下で圧死したり、窒息死した方がほとんどだったのです。

 

もちろん災害の被害への対策はとても大事なことですが、それで自分の命が守れるわけではありません。

 

必ず来る地震から自分の命を守る方法は「家を潰れなくする」しか無いのです。

政府や自治体も耐震化率95%の目標を掲げていますが、木造住宅の耐震化は遅々として進んでいません。

新年の初めに今年こそ我が家の耐震化を考えてみてはいかがでしょう。

 

1月11日から24日まで東京都では耐震キャンペーンを開催しています。

19日から21日まで新宿駅西口地下広場イベントコーナーでは耐震改修工法の展示会や耐震相談会が行われます。私も相談員で参加します。

 

ぜひ足を運んでみてください。

 

営業の橋口です。