スタッフ日記

【子供部屋リフォーム】6畳を兄妹で分ける!狭さを感じさせない暮らしの工夫と、リビング活用術

2025年7月9日| カテゴリー「 スタッフおすすめ情報! 営業スタッフ Suzuki
こんにちは。
住空間アドバイザーの鈴木です。

「そろそろ子ども部屋を分けたいけれど、6畳しかない…」
「兄妹だから、それぞれに
“自分の空間”を持たせてあげたい…」

そんな声、実はとても多いんです。

特に異性の兄妹が一緒に使う場合は、「プライバシー」と「コミュニケーション」のバランスが大切。
そして、限られた空間を最大限活かすためには、リビング空間の併用も重要なカギになります。

今回は、6畳の子供部屋を兄妹で気持ちよく使うためのリフォームの工夫と、リビングの活用方法について詳しくご紹介します。

■ 6畳の子供部屋を“2人で使う”という考え方

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6畳(約10㎡)の空間にベッド・机・収納を2人分配置するのは、確かに難易度が高めです。

けれども、「寝る・着替える・ひとり時間を過ごす」といった『 最低限の“自分時間ゾーン 』をつくることで、兄妹それぞれに心地よい空間は確保できます。

そのうえで、「学習や遊びの一部はリビングとシェアする」ことで、子どもたちの暮らしがもっと豊かになります。

【1】間仕切りで“ちょうどいい距離”をつくる

◎家具で“目線”を分ける
・背の高い本棚やシェルフを中央に設置
・両面使える収納を選べば、省スペースかつ実用的

→ 圧迫感を抑えながら「自分の空間」が生まれます。

◎カーテンやロールスクリーンもおすすめ

・天井に取り付ければ、簡単に仕切れる
・圧迫感がなく、採光・通気もキープ

【2】色やインテリアで“個性”を出す

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同じ空間でも、色・小物・照明などで「自分らしさ」を演出できます。

男の子:ブルー系、カーキ、ウッド調

女の子:ピンク系、ラベンダー、生成りホワイト

寝具・ラグ・カーテンなどはそれぞれに好みのものを選び、「自分のスペース」と感じられるようにするのがポイントです。

【3】上下空間を使って“広さ”を生む

◎ロフトベッド+学習机の定番レイアウト
・上段:寝るスペース
・下段:机+収納で床面積を有効活用

ロフトベッド下にカーテンをつければ“隠れ家”のようになり、小さな子どもでもワクワク。

◎2段ベッドも有効
・兄妹で仲良く使う
・省スペースで壁側に寄せられる

「空間を縦に使う」発想で、6畳でも快適な動線が生まれます。

【4】生活リズムの違いを考えた配置

男の子と女の子では、勉強時間・就寝時間が異なることもあります。
お互いがストレスを感じにくいように、照明と動線の工夫がカギになります。

・ベッドと机は対角に配置(互いに光や音が届きにくい)
・個別の手元ライトで夜の使い分けもスムーズ
・音が響きにくい床材に変更するのもおすすめ

【5】将来の「完全個室化」も視野に

今は同じ部屋でも、中学・高校に進めば「ひとりの部屋が欲しい」という声が増えてきます。
そのため、今のリフォームでは「あとから個室化できる前提」で設計しておくと安心です。

・照明・コンセントを左右に分けておく
・クローゼットや収納も2つに分割
・出入口を2か所確保できれば理想的(廊下側・リビング側など)

【6】リビング併用で“学びと遊び”の幅を広げる

6畳の子供部屋は“最低限の自分空間”と割り切り、学習や遊びの一部をリビングに持ち出すというスタイルも非常に有効です。

◎リビング学習スペースをつくる
・リビングの一角にカウンターや小さな机を設置
・収納ワゴンを一緒に置けば、学用品もスッキリ整理
・兄妹で並んで使える横長レイアウトもおすすめ

✅ 親の目が届きやすく、声かけもしやすくなります。

◎読書や趣味スペースにも応用
・ソファー横に本棚+間接照明で「読書コーナー」に
・作品展示スペースを設けて、達成感を味わえる空間に

【7】「部屋の外に居場所をつくる」考え方が大事

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6畳にすべてを詰め込もうとすると、どうしても狭さを感じてしまいます。

だからこそ、「子ども部屋=自分だけの基地+家の中の居場所全体」ととらえて、リビングや玄関前スペース、廊下の収納などもフル活用していくのが、賢い暮らし方です。
6畳という制限があっても、家族で工夫すれば快適で楽しい空間はつくれます。

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