和室から洋室へ。“わたしらしい暮らし”をつくる住まいのReデザイン

こんにちは。
住空間アドバイザーの鈴木です。

和室から洋室へ。
“わたしらしい暮らし”をつくる住まいのReデザイン
かつては日本の暮らしの中心だった和室。畳にちゃぶ台、押し入れと障子に囲まれた空間には、どこか懐かしく温かな思い出がある方も多いのではないでしょうか。

でも今、「なんとなく使いづらい」「インテリアが合わない」「掃除が面倒」そんな声を多く耳にします。
「和室をどう活かすか」が住まいの悩みのひとつ。そこで注目されているのが、“和室から洋室へのリフォーム”です。

視点を変える「デザイン思考」で、暮らしの本質に気づく

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「この部屋、何となく使っていない」

「客間として和室を残したけど、結局年に数回しか使わない」


まずは、なぜ今の空間がしっくりこないのかを探ることから始めましょう。

・和室が使いにくく、家事導線が悪い

・インテリアの統一感がなく落ち着かない

・子どもが走り回ると、畳がすぐ傷む


このように「自分にとっての課題」が見えると、解決策の方向性が自然と見えてきます。

住まいの変化は、自分を知るきっかけにも

ここで大切になるのがメタ認知です。
メタ認知とは「自分の思考や感情を客観的に観察する力」。家づくりやリフォームの場面では、「自分がどう暮らしたいのか?」「どんな時間が心地いいのか?」という“内なる声”に気づくことに役立ちます。

「この部屋を子どもの遊び場にしたい」
「趣味の時間に集中できるスペースが欲しい」
「掃除がラクで、すっきりした空間に憧れる」


そんな気づきがあれば、和室という枠にとらわれず、洋室化することで叶う理想の暮らしが具体的に見えてきます

リフォームで叶える“私らしい”洋室のかたち

では、実際に和室を洋室へとリフォームする際、どんな工夫ができるでしょうか?
おすすめのアイデアをまとめました。

1. 家事導線を意識したレイアウト
リビング横の和室なら、フローリングにしてそのままダイニングやワークスペースへと拡張。掃除ロボットもスムーズに動ける導線は、毎日の家事ストレスを軽減します。

2. 畳からフローリングへ
木目調のクッションフロアや無垢材風のフロアタイルなど、素足でも気持ちよく過ごせる素材を選べば、お子様がゴロゴロするのも安心です。バリアフリーで段差をなくすこともポイント。

3. 押し入れをクローゼットに変身
奥行きのある押し入れを、使いやすいクローゼットへリフォーム。棚を設けて衣類収納や日用品のストック管理がしやすくなります。可動棚+扉付き収納は主婦の味方!

4. インテリアの統一感を演出
リビングと隣接するなら、建具や床材、照明のテイストを揃えることで一体感ある空間に。北欧風やナチュラルモダンなど、お気に入りのスタイルで仕上げれば、毎日の気分が上がります。

和室の記憶を残しながら、新しい暮らしへ

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もちろん、すべてを洋風に変えるのではなく「思い出の和室らしさを一部残す」のも素敵な選択です。

たとえば、リビングに小上がりの畳エリアをデザイン。和のくつろぎを感じられる空間にする。
和と洋の融合も、いまの住まいにぴったりの選択です。


暮らしを「見つめ直す」ことが第一歩

和室から洋室へのリフォームは、単に空間を変えるだけでなく、自分の暮らしを見直すきっかけになります。

「私にとって心地よい空間とは?」
「家族みんなが使いやすい間取りとは?」


そんな問いを持ちながら、ぜひ
“暮らしの再設計”をしてみましょう。

リフォームのケンテックがお手伝いをいたします。

機能的なデザイン、和室改装計画。
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