こんにちは。

営業の石井正道です。

毎日変化する中東北アフリカ、歴史的な大地震で被害者の増える

ニュージーランドと、最近目の離せない海外のニュースが増えています。

刻々と変わる情勢の変化に、家での過ごし方がTV主動となってしまい

なかなか家事の進みが遅い日が続いております。

 

さて、今日はALC(エーエルシー)について書いてみたいと思います。

なかなか建築に携わっていなければ、聞いた事がないこの名前。

私も就職してから初めて名前を聞きました。

 

ALCとはautoclaved light weight concrete(=高温高圧養生処理して作られた

コンクリート)の略で、軽量気泡コンクリートのことです。

鉄骨造の建物には多く使用されている材料で、日本で最も有名なのは、

へーベルハウスの外壁に使用されている「へーベル」です。

 

白い軽石のような材料で、規格上60センチ幅の

板材のことが多く、よくよく大通りぞいの建物の外壁を観察してみると、

この幅でライン(凹み)が入っている建物を多く見かけますが、それがこの

ALCと呼ばれる外壁材を使用している証しです。

 

と、ここまでは元々私も知っていた内容ですが、今回工事でこのALCを

扱う事となり、ふとした拍子に調べてみると、 なかなか面白い材料だな

と思いました。

 

基本的な特徴は、

1、燃えない

2、アスベストを含まない

3、有害化学物質をふくまない(シックハウスにも対応)

4、そのものに断熱性能がある

5、地震にも強い

6、遮音性能も評価できる
で、特に適切な改修を施すことで「強度回復」

が出来るという事に とても驚きました。

 

今後も、住宅についてもっと勉強し、良い住宅を作る為に

より良い材料・施工方法を学び、探究していきたいと思いました。