住宅耐震82%鈍い伸び!!

こんにちは、菊池です。

8月31日の新聞に住宅耐震化率の記事がありましたのでご紹介をします。

「国土交通省が2013年の全国の住宅耐震化率を推計したところ、82%と08年に比べて3ポイントしか上昇していなかったことがわかった。
耐震性のない住宅は約900万戸に上った。国は住宅耐震化率を15年に90%にする目標を上げるが、達成は難しい状況になっている。」

13年度分の調査の結果が確定して、国交省が推計値を出しました。
13年の住宅総戸数約5200万戸のうち、耐震性があるのは約4300万戸となり、耐震化率は約82%と推計された。
東日本大震災後でも耐震化率が急上昇しなかった。
13年までの5年間で、建て替えのより約105万戸、
耐震改修で約25万戸が耐震化された。
しかし、耐震改修は08年までの5年間は30万戸で5万戸少なくなった。
国交省によると、耐震改修が進んでいないのは、景気低迷や高齢者世帯を中心に費用負担が大きいと感じていることなどが背景にあるという。
住宅の耐震化は、津波以外にの死者数を減らす最も有効な方策とされ、国は、「15年までに9割、20年までに少なくとも95%」という数値目標を揚げている。

住宅耐震化は、命を守るために、大変、重要でありますので、私も、診断士として使命を感じているところです。
しかし、08年~13年の5年間で、耐震率が3ポイントしか上がらなかったのは、残念ですね。13年度で82%ですので、900万戸が耐震化が必要な住宅になります。
20年までに95%の目標を実現したいですね!!