久保田一竹美術館へ行ってきました
「一竹辻が花」と呼ばれる室町以来の染めの技法への興味もありつつ、ミシュラングリーンガイドで三ツ星に輝いたという、美術館全体の構成に惹かれての訪問でした。
上品な看板に沿って門に向かいます。いきなりインド風なおどろおどろしい門が現れます。
門をくぐると清清しい滝のある遊歩道をとおり、新館の入り口へ。
琉球石灰岩の石積み、南欧風のファサードにやはりインド風の木製扉。
新館にはいろんなトンボ球が展示してありますが、内部は写真撮影不可とのこと。
新館から本館へ向かう中庭に面した壁面はどう見てもガウディのグエル公園風。
?????・・・・ 学芸員さんの話では、一竹はガウディのファンだったとか。
そんなこと言われてもなあ・・・
本館の建物はヒバの丸太を使った四角錐の建物。ちょっと楽しみにしてきました。
丸太柱の基底部はコンクリートの柱状のものになっていて、なんとも半端な位置で丸太と接合されており、接合部保護のためか銅版がかぶせられています。
本館内部は方形の平面の真ん中に能舞台のように一段高くなった部分があり、その上にはとても建物や屋根を支えているとは思えない切断された丸太などが大仰にゴチャゴチャと組み合わされて浮いておりました。
内部なので写真は撮れませんでしたが、H.Pの写真です。
辻が花はその周辺に並べられておりましたが、手が掛かっていそうで、美しかったです。
興味のある方はH.Pでどうぞ。
今回はちょっと思いとは違った旅行となりましたが、良い骨休みをさせて頂きました。