【漏水現場】段階的な漏水修繕工事【目黒区戸建】

日、お客様から2世帯住宅の1階の天井から漏水しているので見にきて欲しいというご連絡を頂きました。
お客様ご自身で色々調べられたところ、どうも給湯器の配管が怪しいとのことです。
現在給湯器のバルブを閉めて、漏水は止まっているので調査と補修をして欲しいという内容です。
まずは現調して漏水箇所を特定する必要がありますので、大至急現調とお打合せを実施致しました。
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ずは漏水箇所の特定が必要でしたので、配管図面を元に給湯管の怪しい部分を幾つか開口しました。
闇雲に至る所を開口していては時間も費用も掛かりますので、漏水した箇所の真上のトイレに絞って2箇所を開口して確認します。
開口してファイバースコープで覗くと予想は的中しました。
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水箇所は、トイレ手洗器の下でした。水栓の下にあるエルボーのジョイント部分からポタポタと滴っております。
今後はトイレの手洗いにお湯は使用しなくても大丈夫ですとお施主様が判断されましたので、まずこちらの配管は廃止にしました。
ここまででお問合せ頂いて約2週間経過しておりますが、原因が分かってホッとしているところです。
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管工事は、二日に分けて施工しました。
初日は開口とルートの確認を行なって下準備です。
初日から配管工事を行なってしまうと、中途半端になってしまいお水が使えない状況が発生してしまいます。
養生をして「開口しては仮で塞ぐ」という作業を10箇所ほど行いました。

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日目に、一気に新規のポリ管を通して結び直しを行います。給湯器も10年以上ご使用されていたので一緒に交換します。
配管の職人さんが4名、給湯器の職人さんが1名で迅速に作業を進めます。
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UB・キッチン・洗面台・洗濯水栓・シャワーブースと給湯管の5箇所に配管して、これまでの銅管からポリ管に更新しました。
勿論、配管後のテスト、漏水チェックも問題ありませんでした。
今後は漏水する可能性もほぼ無くなったと思います。
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も開口しましたので、クッションフロアの張替え、クロスの貼り替えを行なっていきます。今回は補修が必要な箇所を部分的に貼替えを行いました。
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イレも綺麗になりました。トイレは壁のクロスを全て貼替えました。漏水も無くなり、トイレは新品のようなお部屋に生まれ変わりました。
回、お施主様のご理解とご納得の上、凡そ3週間に及ぶ工事を漏水修繕工事を行いました。
漏水の被害を最小限に抑え、費用も最小限に抑える。確かに漏水すると早く止めることに気持ちが先走り、それにつけ込む業者さんがいる事は事実です。実際、お施主様が別の業者さんに見積もりを取ったら弊社よりも30万円以上高かったそうです。
まずは現状把握をして、冷静に判断をして、先の将来のことも考え、お施主様の最適解を提案する。
まずは一度、ケンテックにご相談ください。