LEDと太陽電池、電気ない人たちに!!
こんにちは、菊池です。
ノーベル賞を受賞した、中村修二さんの記事をご紹介します。
「世界の人口は増え、エネルギー、食料、水をどんどん使う。これが環境破壊につながる。エネルギー、食料、水を作る方法、科学技術が発達しないと大変な環境破壊が起こるだろう。
LEDは1960年代から開発が進んだ。私は青色LEDを93年に発明し、ノーベル賞を受賞した。LEDは寿命が50年。LED電球一つで白色電球22個分の光量が得られ、効率がいい。
カルフォルニアでは、電力の35%が照明に使われている。LEDの普及で、米国では2030年に照明に使う電力が46%減るという。1億8500万トンの二酸化炭素、火力発電所にすると30基分が減らせる計算だ。これは巨大な量で、温暖化対策に大きな効果がある。太陽電池でこれだけ減らそうとすると非常に時間がかかる。
一方、世界の15億人が電気のない生活を送っている。電気照明の代わりに油を燃やしている。LEDに太陽電池を組み合わせた装置が行き渡れば、電気のない国で使われている大量の油が必要なくなる。地球環境の改善につながる。」
中村さんの発明は、世界規模で地球環境に貢献していますね!!
私もリフォーム(建築)に、かかわっている者として、LED照明を普及しなければと思います。
また、中村さんは、下記のように今後の未来ことを言っています。
「注目されるのは、LEDやレーザー照明を使った通信です。LED通信を使えば、iPhoneで迷子になった子供の居場所もセンチメートルの精度でわかります。従来の電気信号でなく、LEDの光で非常に高速で動き、熱を発しないコンピューターができる可能性もあります。効率のいいレーザー照明にも力を入れたいですね。」
今後の中村さんに注目したいですね!!
中村修二さん
米カルフォルニア大学サンタバーバラ校教授。
青色LEDの発明で、ノーベル物理学賞を受賞した。