白川郷に行ってきました~
こんにちはー。現場の石井です。
お正月に白川郷に行ってきましたー!
いわずと知れた 世界遺産 ですが、登録名は「白川郷・五箇山の合掌造り集落」とされています。
ずっと行ってみたかったんですよね、 冬の白川郷。
冬の白川郷、合掌造りの屋根の上には、ふっくらとした雪が積もっていて・・・・・・
というイメージを膨らませていましたが、
あれ、 雪が積もってない ・・・・・・
ちょうど行ったときは、あまり雪が降っていなかったのと、お天気で暖かな日が続いていたので、溶けていたようです・・・。 ちょっと残念
確かにそんなに寒くなかったし。
本格的な雪はまだまだこれから・・・・・ だったのでしょうか。
しかし、やっぱりすごかった!
( ちなみにこの緑の人は、うちの姉様です・・・ )
中に入れば、下から上までひとつ空間で出来ていて、狭くて急な階段で繋がっていて、
3層や4層になっています。
ひとつひとつが当時の、養蚕や和紙作り・塩硝作り、そして農業を思わせます・・・。
そしてやっぱりすごかった!
屋根裏は釘を使わず、縄で縛って固定されています。
これが雪の重さや風の強さに対する柔軟性を生んで、家の耐久性を増しているというんですから。
また囲炉裏の煙のヤニが塗料のように萱に付着し、雨水による腐食や害虫から守っているというんですから。
建物全体に囲炉裏の煙や熱が行き渡るように工夫されていて、暖房や調理だけでなく、家全体を守る役割をしているんですね。
ほんとすごい。
囲炉裏の煙で30年以上持った萱も、囲炉裏に火を入れなくなると、20年ほどしか持たなくなるそうですよ。
ちなみに屋根の 萱を交換するには、大きな家で3000万円ぐらい、小さな家でも1000万から1500万もの費用がかかるそうです。
代々、1世代の生涯に1回ずつ、葺き替えるようになっているようです。
作業も大変ですが、費用も大変ですねーーー
いやー、話つくせない。
行ってよかった! すばらしかった!