シロアリ被害にあった柱の取替え工事(その1)

こんにちは~。営業の長田です。

今回は柱2本をシロアリに食われてしまい、柱取替えを行なった I 様邸のお話です。


I 様邸は築50年以上の建物で、35年ほど前に増築をされたということでした。6帖だった和室を

10.5帖に広げる増築をした際に柱を1本抜いてしまったようで、この抜いてしまった柱の両端部

の柱がシロアリ被害を受けていました。

大地震がきたら、倒壊する可能性が高い状態です。


絵を描くのが趣味で、亡くなったお母様とお姉様の作品の収納場所に困っていたI 様。柱取替

えに伴い、この広い空間を6帖の洋室と絵画を収納するための2段の棚を設置した4.5帖の

納戸として改修することを提案。

増築時に抜かれてしまった柱も復活させ、筋交いも現在の基準に適合するように改修を行な

います。




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現況はこんな感じです。とぎれてしまっていますが、右側に写っている柱がシロアリの被害を受けています。
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右側に写っている柱から奥(背面収納家具の部分)が増築した部分です。この右の柱がシロアリの被害を受けています。



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これがシロアリ被害を受けた柱です。子供の頃食べたウエハースのように中がスカスカになって

しまっています。しかし土台には被害はありません。

昔から土台には防腐防蟻の薬品が塗ってありますので、そこはシロアリも避けていたようです。

薬品が塗っていない柱の下から天井付近まではみごとに食べられてしまっています。

この柱を取り替える方法はその2でお話します。