耐震補強工事中

桜も満開でようやく暖かくなってきました。
気候がよくなると同時にリフォームを考える方が増えるのが毎年の傾向ですが、
今年は耐震補強工事の御依頼が非常に増えています。
例の東京直下型地震の報道のせいなのか、目立つのは比較的新しい住宅での
御依頼です。

現在工事中の築10年チョッとのお住まいの例です。
写真はユニットバスの点検口から覗いた写真です。

筋かいが見えますが、筋かいにも柱にも金物らしいものが見当たりません。
試しに筋かいをつかんでみると何と動きます。釘も打っていないようでした。

こちらでは筋かいは無いものとして補強設計をし工事に入りました。
解体工事を始めますと、筋かいが有りました。

たすき掛けに筋かいが入っていますが、なぜか同じ面に入れて、一方を切断して
釘止めしています。一方を奥にずらして交差させれば良いものを。
これは「手抜き」とは言えないのですね。却って手間は掛かっています、切断している
筋かいは少し揺れたら外れてしまいますので全く効きません。もったいないですね。
もちろん、柱の上下、筋かいの上下に金物はありません。

大工さんは一生懸命作ったのかもしれませんが、知識が無かったようですし、たぶん
管理、監督の人も居なかったのでしょうね。

こちらのお宅では生かせるものを生かしながら金物補強したりしていく事で当初の予定
より強い構造に出来そうです。

お住まいの気になることがありましたらぜひ御相談ください。