9月は「防災・防犯」を見直すタイミング

こんにちは。
住空間アドバイザーの鈴木です。

~安心して暮らせる住まいづくりのリフォームポイント~

9月といえば「防災月間」
近年は地震・台風・豪雨など自然災害のニュースを目にすることも増え、住まいの備えを改めて考える季節です。さらに日が短くなり、防犯意識も高めたい時期でもあります。

「うちもそろそろ対策を考えたいけれど、何から始めればいいの?」
そんな声にお応えして、今回は 9月におすすめしたい防災・防犯リフォーム をご紹介します。



1. 防災対策リフォーム

① 窓ガラスの強化
台風や地震時に最も心配されるのが「窓ガラスの破損」。
リフォームでは、以下のような方法が効果的です。

・防犯ガラス(合わせガラス)
ガラスの間に中間膜を挟んだ仕様で、割れても飛び散りにくい。

・窓シャッター、雨戸の設置
強風や飛来物を防ぎ、防犯効果も兼ね備えています。

✅ ワンポイント
普段から換気のために開ける窓ほど、災害時は弱点になりがち。
シャッター付きなら普段は開放的に、災害時はしっかり守れます。

② 耐震リフォーム
「いつかは…」と後回しにしがちな耐震補強も、このタイミングで見直しましょう。

・耐震診断の実施
 築年数の古い住宅はまず調査を。

・基礎や壁の補強
 耐震金具の取り付けや壁の補強で安全性が向上。

✅ 補助金の有効利用
自治体によっては「耐震診断」「耐震リフォーム」に補助金が用意されていることもあります。
9月は申請の動きも活発化する時期なので、要チェックです。

③ 備蓄スペースのリフォーム
非常食や水、防災グッズを備えるスペースは、意外と後回しになりがち。
リフォームで「ちょっとした収納」をつくれば、安心度が格段にアップします。

・床下収納やパントリーの増設
・廊下や階段下の空間を活用


✅ ワンポイント
「どこに置こうか」と散らかりがちな防災グッズ。
専用の収納をつくることで、普段の暮らしもスッキリ整います。

2. 防犯対策リフォーム

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秋は日が短くなり、空き巣のリスクが高まる季節。
暮らしの安心を守るために、防犯性を高めるリフォームもおすすめです。

① 玄関ドアの強化
・ディンプルキーや電子錠
 ピッキング対策に有効。

・二重ロックの導入
 ワンドア・ツーロックが基本。

② 窓まわりの防犯
・防犯ガラス
 空き巣が嫌がる時間稼ぎ効果あり。

・補助錠や面格子
 小さな窓や浴室窓も忘れずに。

③ センサーライト・防犯カメラ
暗い外まわりにセンサーライトを設置すると、侵入防止だけでなく帰宅時も安心。
最近はWi-Fi対応の防犯カメラもあり、スマホで確認できる手軽さが人気です。

✅ ワンポイント
「見せる防犯」も効果的。
ライトやカメラを“あえて目立つ位置”に設置することで、不審者を近づけにくくします。


9月は 「防災」と「防犯」、どちらも暮らしを守るために欠かせないテーマです。

・防災 → 窓の強化、耐震補強、備蓄収納
防犯 → 玄関・窓の強化、ライト・カメラ設置

リフォームは「今すぐ全てやる」必要はありません。
まずは気になる部分から、小さな一歩を踏み出すことが大切です。

✅ この秋、ご自宅を安心・安全にするために「防災・防犯リフォーム」を考えてみませんか?

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