リモートワークを快適に!在宅勤務に最適なリフォーム術

こんにちは。
住空間アドバイザーの鈴木です。

ここ数年、在宅勤務・リモートワークが急速に浸透し、働き方は大きく変わりました。
カフェやリビングの一角での作業も可能ですが、長期的には「集中できる」「疲れにくい」「気分転換できる」環境づくりが重要です。

今回は、リモートワークに最適な住まいへのリフォームアイデアを、プロの視点からご紹介します。

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まず第一に考えたいのが、明確なワークスペースの確保です。ダイニングテーブルやローテーブルでの作業は一時しのぎにはなりますが、集中力や姿勢に悪影響を与えがちです。

そこでおすすめなのが、「半個室型」のワークスペースを新設するプチリフォーム。

たとえば、
・壁面収納+デスク一体型の造作家具
・パーテーションや室内窓でゆるやかに仕切る
・和室や納戸をワークルームにコンバージョン

完全な個室ではなくても、視線や音をほどよく遮ることで、在宅勤務のメリハリがぐっと高まります。
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ノートPC、モニター、スマホ、プリンター…。
気づけば足元がコードだらけ、なんてことも。
リフォームの際は電源まわりの整理も忘れずに。

・コンセントの位置・数の見直し
・配線用のモールやデスク下収納の導入
・間接照明+スポットライトで疲れにくい照明計画

照明は特に重要で、天井のシーリングライトだけだと書類や手元が暗くなりがち。
自然光+昼白色のデスクライトで目の負担を軽減しましょう。






オンライン会議や商談が多い方には、「防音対策」があると安心です。

・壁に吸音パネルやフェルトボードを設置
・床に防音カーペットやコルクマットを敷く
・二重サッシや厚手のカーテンで外部の音をカット

また、リビングのすぐ隣にワークスペースを設ける場合、扉を防音性のあるものに交換するだけでも音漏れがグッと減ります。
リモートワークでは「仕事」と「プライベート」の切り替えが難しいのが課題です。
そんなときこそ、住まいの工夫が役立ちます。

・収納付き間仕切り家具で視界を遮る
・照明の色温度を変更し、業務後は暖色にする
・ワークスペース横に小さな観葉植物やアロマを設置

気分転換できる「ミニ休憩スペース」や、あえて天井や壁紙の色味を変えることで、空間にリズムが生まれ、心身の切り替えがしやすくなります。
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家に子どもやパートナーがいる場合、ワークスペースは家族の動線と干渉しにくい場所に配置するのが理想です。
~リビングの一角に仕事場を設ける場合~
・家族に「仕事中サイン」を出す(例:ランプの点灯)
・共有のルールを決める(例:会議中は声をかけない)
・曜日や時間帯で使い分けるスペース設計にする

家族との共存を前提に、ストレスの少ない住まいづくりを意識することが大切です。

リモートワークは一時的な対応から、今や“新しい暮らしの形”になりつつあります。
だからこそ、仕事も暮らしも快適にできる住まいの整備が求められています。

大がかりなリフォームをしなくても、ちょっとした造作家具の追加や照明・内装の工夫で、ぐんと働きやすい空間に生まれ変わります。

リモートワークを見据えた改装計画。
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