システムキッチンの始まり②
こんにちは~
前回に引き続き、システムキッチンの始まりについて書きたいと思います。
その前に・・・
この頃人々の生活様式が大きく変わった点があります。
それが、ちゃぶ台&正座での食事からテーブル&イスに座っての食事になった事です。
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以前は、食事をする場所と就寝する場所が同一の場所で、
ご飯を食べ終わったらちゃぶ台を片付けて布団を敷く・・・というのが当たり前でしたが、
1942年に京都大学の西山卯三博士によって『食寝分離論』
(食べる部屋と寝る部屋を分離しましょうという考え方)が唱えられ、
公団住宅がダイニングキッチン型のプランを採用
テーブルでの食事が普及していきました。
当時はまだ洋風家具の販売が少なかったので、この新しい生活様式を確立する為に、蓮根団地などには、テーブルが備え付けられていたそうです。
←備え付けのダイニングテーブル
話は戻って、システムキッチンの話
「システムキッチン」
今ではよく聞く言葉ですが、システムキッチンという言葉は、1973年(昭和48年)、クリナップのショールームに試作展示されたドイツ風キッチンを指すものとして始めて使われました。
今2017年なので、44年前
思ったより最近ですね
日本のシステムキッチンの元となっているのは、
ドイツのEINBAU KUCHE(ベストインキッチンの意)だそうです。
その後昭和50年代頃からドイツメーカーが日本市場に参入し始めるなか、このシステムキッチンという言葉も普及していったようです。
ちなみに、システムキッチン対応のビルトインタイプの食洗機が始めて発売されたのは
1988年(昭和63年)でした
それからどんどん進化している日本のシステムキッチン
十分進化していますが、これからどんな商品がでるのか、楽しみですね