住空間アドバイザーの鈴木です。
毎日がもっと快適に!
朝の身支度、帰宅後の手洗い、洗濯、家族の動線、洗面室は一日の中で何度も使われる、住まいの重要な場所です。
それにも関わらず、「使いにくい」 「狭い」 「片付かない」といったお悩みを抱える方は少なくありません。
今回は、洗面室をもっと快適に使うための工夫や、リフォームで実現できる改善ポイント
をご紹介します。今よりもっと使いやすく、心地よい洗面空間づくりの参考にしてください。
朝の身支度、帰宅後の手洗い、洗濯、家族の動線、洗面室は一日の中で何度も使われる、住まいの重要な場所です。
それにも関わらず、「使いにくい」 「狭い」 「片付かない」といったお悩みを抱える方は少なくありません。
今回は、洗面室をもっと快適に使うための工夫や、リフォームで実現できる改善ポイント
をご紹介します。今よりもっと使いやすく、心地よい洗面空間づくりの参考にしてください。
洗面室はタオル、洗剤、化粧品、ドライヤーなど物が多く集まる場所。収納力の見直しが第一歩です。
壁面収納を設けて空間を有効活用
造作棚でカゴ収納を組み合わせて、用途ごとに分類
洗面台下に引き出しタイプの収納を採用する
「何がどこにあるか」がすぐ分かる収納にすれば、家事効率もアップします。
身長や使い方に合わない洗面台は、毎日の小さなストレスに。リフォームでは使う人に合った高さや広さに調整できます。
一人で使うなら幅75cm程度
複数人が同時に使うなら幅90cm以上がおすすめ
二世帯同居や来客用として、2ボウルタイプを検討しても
洗面室に洗濯機を置いているご家庭は多く、洗濯・干す・たたむ・しまうという一連の動線が重要です。
室内物干し金具を天井に設置
洗濯カゴ置き場やランドリーワゴンを設置
洗濯機上の棚を活用して、洗剤やハンガーをすっきり収納
可能であれば、洗面室の隣にファミリークローゼットを設けると、家事の時間を大幅に短縮できます。
快適な空間には、空気の流れと湿気対策も重要です。
換気扇のグレードアップ
窓のある間取りなら採光と風通しを確保
調湿機能付きの壁材(エコカラットなど)を取り入れる
また、床材は水に強く掃除しやすいクッションフロアやタイル材を選ぶと衛生的です。
意外と見落とされがちなのが照明とミラーの工夫です。
洗面台の上に昼白色のLEDライトを取り入れて、顔色が自然に見えるように
鏡は曇り止め機能付きにすると快適さアップ
ミラーキャビネット式で収納と鏡を一体化すれば、すっきり感も演出
リフォームのベストタイミングは?
・洗面台から水漏れや劣化が見られたとき
・家族構成の変化(子供の成長や同居)
・他の水回りリフォームと同時に(キッチン・浴室など)
洗面室は一日を始める場所であり、家事を支えるスペースでもあります。
小さな不便を「こんなものかな」で済ませていると、暮らし全体のストレスに繋がることも。
動線・収納・衛生・デザイン・家族構成に合ったリフォームを施すことで、毎日がもっと快適に。
洗面室を見直すことは、「暮らしの質」を上げる第一歩です。