こんにちは。
住空間アドバイザーの鈴木です。
ステップで考える!後悔しないトイレリフォーム~収納・快適性・ニオイ対策で
「 ととのう空間 」へ~
日々の暮らしの中で、実は使用頻度が高いトイレ。リフォームの際には、「見た目」だけでなく、「使いやすさ」や「快適性」「ニオイ対策」にまでこだわることで、毎日の満足度がぐっと高まります。
今回は、トイレ空間を心地よく整えるための
リフォーム術を5つのステップでご紹介します。
【STEP 1】まずは「収納力」を見直す
トイレ空間はコンパクトですが、意外と物が多くなりがち。トイレットペーパーのストック、掃除道具、芳香剤…それらが出しっぱなしになっていると、清潔感が半減してしまいます。
おすすめは、壁面収納の活用。上部に吊戸棚を設置したり、背面のデッドスペースを使ってニッチ収納を作ることで、限られた空間を無駄なく活かせます。最近では隠す収納と見せる収納のミックスで、インテリア性もアップ。木目調の扉を選べば、空間になじみやすく柔らかな雰囲気に仕上がります。
【STEP 2】「お掃除ラク」を重視する設備選び
毎日使う場所だからこそ、お手入れのしやすさは大切。最近のトイレは、フチなし形状・自動洗浄機能・抗菌素材など、掃除の手間を軽減する工夫が満載です。
また、タンクレストイレは見た目もすっきりして、掃除がしやすくおすすめ。便座や床との間にホコリや汚れが溜まりにくい構造になっているものを選ぶことで、清潔感を保ちやすくなります。
さらに、床や壁の素材選びもポイント。防汚・防水仕様のクッションフロアやパネル壁にすることで、拭き掃除がしやすく、経年による劣化も抑えられます。
【STEP 3】「ニオイ対策」は空気の流れと素材で解決
トイレのニオイ問題は、多くの主婦の悩みの種。芳香剤に頼る前に、根本的なニオイ対策を意識しましょう。
まずは換気扇の見直し。年数が経っている場合、能力が落ちている可能性があります。最新の換気扇は静音・高性能で、しっかりと空気の循環を促してくれます。
次に、壁材や床材の選定。脱臭効果のある機能性壁紙(消臭クロス)や珪藻土などの自然素材、調湿建材
エコカラットを取り入れると、
ニオイの吸着効果が期待できます。
そして、自動脱臭機能付きのトイレや、人感センサーでファンが作動するシステムも、実用性と快適性の両立におすすめです。
【STEP 4】「快適性アップ」のための照明&暖房
トイレ空間の印象は、照明や温度環境でも大きく変わります。おすすめは、電球色の間接照明。やわらかな光で、リラックス感が高まります。
また、冬の冷え対策として、便座暖房や床暖房、壁付けの小型暖房器具も検討しましょう。最近ではエコタイプの暖房便座も多く、省エネで家計にやさしい設計になっています。
【STEP 5】最後は「デザインと自分らしさ」で仕上げ
機能性を重視した上で、お気に入りのクロスや雑貨、グリーンなどで「自分らしい空間」を演出しましょう。お気に入りのアートを1点飾るだけで、トイレがほっとできる「癒しの場」になります。
最近人気なのは、北欧調の明るい壁紙や、ナチュラルウッドを基調としたシンプルモダンなスタイル。床と壁の素材の組み合わせで、ホテルライクな雰囲気にも仕上げられます。
トイレは “暮らしの質” を左右する空間
収納・清潔・ニオイ・快適性…これらを意識してトイレリフォームを行えば、日常の中で感じるストレスが大きく軽減されます。リフォームは「家族の未来への投資」。特に忙しい主婦にとって、ほんの数分でも気持ちよく過ごせるトイレは、心の余裕につながります。
自分らしく整ったトイレ空間で、毎日をもっと心地よく過ごしてみませんか?
機能的なデザイン、トイレ快適計画。
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