トイレ床の水漏れじわじわ問題!原因と修理費用の目安とは?
トイレ床の水漏れがじわじわ続く原因と修理費用

便器と床の間から水漏れする主な原因
トイレの床がじわじわ濡れている場合、最も考えられるのが便器と床の間からの水漏れです。原因はいくつかありますが、特に多いのは「パッキンの劣化」「排水管の接続不良」「便器の設置ミス」の3つです。
まず、パッキンの劣化は、便器と床をつなぐ密閉部分(フランジシールやワックスリング)が長年の使用で傷んでしまうことが原因。これが劣化すると、トイレを使うたびに少しずつ水が漏れてしまいます。
次に、排水管の接続不良もよくある原因です。便器の下には排水管があり、しっかり接続されていないと水がじわじわと漏れ出します。特に、リフォーム後や新しく便器を設置した直後に発生しやすい問題です。
さらに、便器の設置ミスも見逃せません。床との固定が甘いと便器が微妙にぐらつき、その隙間から水が漏れることがあります。これはDIYでの取り付け時に起こりやすいので要注意です。
水漏れを放置すると、床材の腐食やカビの発生につながります。気づいたら早めに対処するのが大切です。
修理が必要なケースと修理費用の目安
トイレの床が濡れているからといって、必ずしもすぐに修理が必要なわけではありません。ただし、以下のケースに当てはまる場合は、早めの修理をおすすめします。
1. 水が絶えずじわじわ漏れている場合
明らかに水がにじみ続けている場合、パッキンの劣化や配管のズレが原因になっていることが多いです。放置すると床材が傷むので、早急に対応しましょう。
2. 床にシミができている場合
床材が変色していたり、ふわふわと柔らかくなっている場合は、長期間にわたり水が漏れ続けている証拠。これは床材の張り替えが必要になる可能性が高く、費用もかさみます。
3. 便器がぐらつく場合
便器の固定が緩んでいると、接続部分に負荷がかかり、水漏れが発生しやすくなります。この場合、ボルトの締め直しやシールの再施工が必要です。
修理費用の目安は、軽度のパッキン交換なら5,000~15,000円程度。排水管の修理や便器の再設置が必要な場合は3~7万円ほどが一般的です。床の張り替えが必要になると10万円以上かかることもあるので、早めに対応することが大切です。
TOTOトイレで発生しやすい水漏れの特徴
TOTOのトイレは品質が高いことで知られていますが、長年使っていると水漏れが発生することもあります。特に、TOTOトイレに多い水漏れの原因として、「ウォシュレットの接続部分の緩み」「排水口のパッキン劣化」「タンクの結露」が挙げられます。
1. ウォシュレットの接続部分の緩み
TOTOのウォシュレット付きトイレは、便座と本体の間に給水ホースが接続されています。このホースのナットが緩んだり、ホース自体が劣化すると、そこからじわじわと水が漏れることがあります。特に、使用年数が10年以上経過している場合は、定期的な点検が必要です。
2. 排水口のパッキン劣化
便器と床の接続部分には「フランジパッキン」という部品が使われていますが、長期間の使用でこれが劣化すると、水漏れの原因になります。TOTOトイレは密閉性が高い構造ですが、それでもパッキンの寿命(10~15年程度)が来ると交換が必要になります。
3. タンクの結露
TOTOの一部のトイレでは、タンクが結露して水滴が垂れることがあります。特に、冬場や湿気の多い時期に発生しやすいです。結露が原因の水滴は、水漏れと勘違いしやすいので、まずはタンクの外側を拭いてみるのがおすすめです。
TOTOトイレの水漏れは、適切なメンテナンスで防げることが多いです。定期的に点検し、異常があれば早めに修理することで、トイレを長く快適に使えます。
トイレの床から水漏れしたときの応急処置と対策

水漏れの応急処置と簡単な修理方法
トイレの床に水がじわじわとにじんでいるのを見つけたら、まずは落ち着いて応急処置をしましょう。放置すると床が傷んだり、カビが発生する原因になるので、早めの対応が大切です。
①止水栓を閉める
トイレの壁や床近くにある「止水栓」を回して水の流れを止めましょう。マイナスドライバーが必要なタイプもあるので、事前に確認しておくと安心です。
②漏れている場所を特定する
便器と床の間なのか、給水管からなのか、もしくはタンクの周辺なのか、どこから水が出ているのかをしっかり観察しましょう。キッチンペーパーなどを当てて水が染みてくる場所を確認すると分かりやすいです。
③タオルや新聞紙で水を拭き取る
床に漏れた水をそのままにしておくと、木製の床材なら腐食の原因になりますし、クッションフロアなら内部に水が入り込んでしまうことも。しっかり拭き取っておきましょう。
④応急処置を施す
給水管のナットが緩んでいる場合は締め直し、パッキンの劣化が原因なら防水テープで一時的に補修できます。ただし、これらはあくまで一時的な対策なので、根本的な修理は後でしっかり行うことが必要です。
小さな水漏れでも、放っておくと大きなトラブルにつながります。応急処置をした後は、すぐに修理するか、業者に相談しましょう。
自分でできるチェックポイント
トイレの床に水漏れがあると、どこが悪いのか気になりますよね。でも、焦ってすぐに修理を依頼する前に、自分でチェックできるポイントを確認してみましょう。
①水が透明か、それとも汚れているか?
透明な水なら、給水管やタンク周りの結露の可能性があります。一方で、少し汚れた水が漏れているなら、排水管や便器と床の接続部分が原因かもしれません。
②便器の周りに水たまりができているか?
常に便器の周りが濡れているなら、パッキンやシールが劣化している可能性大。特に、便器と床の間にわずかな隙間があると、そこからじわじわと水が漏れてきます。
③止水栓や給水管に水滴がついていないか?
給水管の接続部分が緩んでいると、そこからポタポタと水が漏れてくることがあります。ナットがゆるんでいないか確認し、必要なら締め直してみましょう。
④タンクやウォシュレットからの漏れはないか?
ウォシュレット付きのトイレでは、接続ホースの劣化やタンクの結露で水漏れが発生することも。タンクの周りを触って、湿っているかどうかを確認してみてください。
こうしたチェックを行うことで、水漏れの原因がある程度わかります。自分で対応できる場合は修理を、難しい場合は業者に相談しましょう。
業者に依頼するときの注意点
トイレの水漏れがひどい、または原因がよく分からない場合は、業者に修理を依頼するのがベスト。ただし、業者選びを間違えると、高額な請求や不要な工事をされることもあるので注意が必要です。
①見積もりを取る前に相場を知っておく
一般的に、軽度なパッキン交換なら5,000円~1万5,000円程度、便器の取り外しが必要な修理なら3万円以上かかることが多いです。相場を知らないと、法外な金額を請求される可能性があるので、事前に相場を調べておきましょう。
②無料見積もりがある業者を選ぶ
修理業者の中には、見積もりだけで料金を請求するところもあります。「無料見積もり対応」と記載のある業者を選び、見積もり金額に納得してから依頼するのが安全です。
③「今すぐ修理しないと大変なことになる」と煽る業者に注意
悪質な業者は、「このままだと床が腐る」「すぐに交換しないと水道代が跳ね上がる」といった言葉で不安を煽り、高額な修理を迫ることがあります。すぐに決めず、冷静に対応しましょう。
④複数の業者で相見積もりを取る
1社だけの見積もりだと、価格が適正かどうか判断しにくいです。可能であれば、2~3社から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
信頼できる業者に依頼するためには、慎重に選ぶことが大切。口コミや評判も参考にしながら、自分に合った業者を見つけましょう。
賃貸でトイレ床の水漏れがじわじわ続く場合の対応

賃貸でトイレの床が水漏れしたときの対処法
賃貸物件でトイレの床にじわじわと水が漏れているのを見つけたら、まずは落ち着いて対応しましょう。慌てて修理業者を呼ぶ前に、自分でできることを確認するのが大事です。
①水漏れの原因を確認する
水が漏れている場所によって、対応が変わります。給水管やタンクからの漏れならナットの緩みが原因かもしれません。一方、便器と床の間からの漏れならパッキンの劣化が疑われます。床の下から滲み出てくる場合は、大掛かりな修理が必要になることも。
②止水栓を閉める
水漏れが続く場合は、まず止水栓を閉めて水の流れを止めましょう。トイレの壁や床近くにあることが多いので、ドライバーを使って回せば簡単に止められます。
③管理会社や大家に連絡する
賃貸では勝手に修理を依頼せず、まず管理会社や大家に連絡するのが基本です。状況を詳しく伝えると、修理業者を手配してくれることが多いです。勝手に業者を呼ぶと、費用の負担を巡ってトラブルになることもあるので注意しましょう。
④応急処置をする
水漏れが床材に染み込むと、フローリングやクッションフロアが傷む原因になります。タオルや新聞紙で水を拭き取り、バケツなどで受けるようにして、被害が広がらないようにしましょう。
適切な手順で対応すれば、余計なトラブルを避けながら早く修理できます。焦らずに行動することが大切です。
修理費用の負担は借主と貸主どちら?
賃貸でトイレの水漏れが起きたとき、「修理費用は誰が払うの?」と疑問に思う人は多いですよね。結論から言うと、原因によって借主(入居者)と貸主(大家・管理会社)のどちらが負担するかが決まります。
①設備の経年劣化による水漏れは貸主負担
例えば、トイレのパッキンや配管の老朽化が原因で水漏れした場合、基本的に貸主が修理費を負担します。これは賃貸契約上、物件の維持管理責任が貸主にあるためです。長年使っていて自然に劣化した場合は、遠慮せず管理会社や大家に相談しましょう。
②借主の過失による水漏れは借主負担
一方で、トイレを詰まらせて便器があふれたり、掃除中に誤って給水管を破損させたりした場合は、借主が修理費を負担することになります。こうしたケースでは「故意または過失による損傷」とみなされるため、大家側が費用を負担する義務はありません。
③どちらの責任かわからない場合は管理会社に相談
水漏れの原因がはっきりしない場合は、まず管理会社に連絡して状況を見てもらいましょう。専門の業者が調査を行い、どちらの負担になるかを判断してくれます。
修理費用の負担をめぐるトラブルを防ぐためにも、勝手に修理を依頼せず、まずは管理会社や大家に相談することが大切です。契約内容を確認するのも忘れずに!
管理会社や大家に連絡すべきタイミング
トイレの水漏れが発生したとき、すぐに管理会社や大家に連絡すべきか迷うこともありますよね。基本的には、放置すると被害が広がるケースでは早めの連絡が重要です。以下のような状況なら、すぐに報告しましょう。
①水漏れが止まらない場合
止水栓を閉めても水漏れが続くなら、配管や便器に問題がある可能性が高いです。特に、床の下まで水が染み込んでしまうと、階下の住人にまで影響が出ることも。こうなる前に、早めに管理会社に連絡しましょう。
②床が変色したり、カビが発生している場合
水漏れが長期間続くと、床が変色したり、嫌な臭いがすることがあります。これは、すでに水が床材の奥まで染み込んでしまっているサイン。この状態を放置すると、床の張り替えが必要になり、修理費用も高額になる可能性があります。早めに対応すれば、被害を最小限に抑えられます。
③原因がわからない場合
トイレの床が濡れているのに、水がどこから漏れているのかわからないときも、管理会社に相談するのがベスト。見えない場所で水漏れが起こっている可能性があり、放置すると大きな修理が必要になることもあります。
④借主が勝手に修理をするとトラブルになることも
管理会社や大家に連絡せずに修理を進めてしまうと、後で「本来は大家負担だったのに…」というケースも出てきます。余計な出費を防ぐためにも、まずは管理会社に報告し、対応を相談するのが安心です。
水漏れは早めの対応が肝心。迷ったら放置せず、管理会社に相談して指示を仰ぎましょう。
トイレ床の水漏れがたまに発生する場合の原因と解決策

水漏れが断続的に起こる原因と対策
トイレの床がたまに濡れているけど、いつもではない…こんな症状に悩んでいませんか?断続的な水漏れは、一見すると軽いトラブルに思えますが、放置すると悪化することも。原因を特定し、適切に対策することが大切です。
①結露による水滴が垂れている
冬場や湿度の高い時期にタンクや配管に水滴がついていたら、それは結露が原因かもしれません。結露対策には、換気をよくすることが重要です。トイレのドアを少し開けたり、換気扇を常に回すと改善されることが多いですよ。
②ウォシュレットのノズルから水が垂れている
ウォシュレットを使った後、ノズルからポタポタと水が落ちることがあります。これはノズルの汚れや内部の弁の劣化が原因のことが多いです。ノズルを掃除し、それでも改善しないならメーカーのメンテナンスを検討しましょう。
③排水パイプのわずかなズレ
排水パイプの接続が緩んでいると、使用時に少しずつ水が漏れることがあります。この場合、便器と床の隙間から水がにじみ出るのが特徴。軽度なら防水シールを塗ることで応急処置できますが、根本的な解決には専門業者による点検・修理が必要です。
④水圧の変化で発生する漏れ
水圧が変化すると、一時的に水漏れが起こることも。特に夜間など水の使用量が減る時間帯に発生しやすいです。水道メーター付近のバルブを少し閉めて水圧を下げると、改善することがあります。
原因を特定できれば、適切な対策も見えてきます。気になる水漏れが続くなら、早めにチェックしてみましょう。
水漏れが繰り返されるときの対応方法
「修理したのに、また水漏れしてる…」こんな経験はありませんか?水漏れが繰り返される場合、単なる部品交換ではなく、根本的な問題を解決する必要があります。ここでは、再発を防ぐための対応方法を紹介します。
①修理した箇所を再確認する
せっかく修理しても、施工ミスや部品の締め付け不足があると、また水漏れが発生することがあります。修理後にしっかり水漏れが止まっているか、しばらく様子を見るのが大事です。特に、便器と床の間や給水管の接続部分は念入りにチェックしましょう。
②水道設備の寿命を考える
10年以上使っているトイレなら、単なるパッキン交換ではなく、トイレ全体の劣化を疑ったほうがいいかもしれません。便器やタンク内部の部品が古くなると、何度修理しても別の箇所から水漏れすることがあります。修理費がかさむようなら、便器の交換も検討しましょう。
③床下に水が溜まっていないか確認する
何度も水漏れする場合、実は床下に水が溜まっていて、それがじわじわと表面に染み出していることも。床の材質が変色していたり、異臭がするなら要注意。早めに業者に相談し、床の内部まで点検してもらいましょう。
④定期的なメンテナンスを取り入れる
水漏れを未然に防ぐには、定期的な点検とメンテナンスが効果的です。年に1回は給水管やパッキンの状態をチェックし、異常がないか確認しましょう。特にウォシュレット付きのトイレは、水漏れしやすい部品が多いので、メーカー推奨の点検を受けるのもおすすめです。
何度も水漏れを繰り返す場合、原因をしっかり突き止めて根本から解決することが大切です。小さな水漏れでも放置せず、早めの対応を心がけましょう。
まとめ

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