☔ 最近、雨が多くない?豪雨に備えて住まいの水害対策を見直そう
「最近、雨の日が多くない?」
「一度降り始めると、雨の量がすごい…」
「家の前の道路に水がたまっていて少し心配」
2026年9月は、そんなふうに感じた方も多かったのではないでしょうか。

関東甲信地方はもともと、秋雨前線や台風の影響で9月頃に降水量が多くなりやすい地域です。気象庁によると、東京では秋の降水量が他の季節より比較的多い傾向があります。気象庁データサイト
そして今年は、実際にかなり雨の多い9月となりました。
大雨が続くと気になるのが、道路の冠水や排水、住宅への浸水です。
「家の近くに川はある?」
「周辺に低い土地はない?」
「玄関や駐車場から水が入ってこない?」
こうした住まいのリスクは、普段なかなか意識しないもの。
そこで今回は、2026年9月の雨量を振り返りながら、目黒区の水害ハザードマップや止水板設置工事助成など、今からできる豪雨への備えをご紹介します。
🌧️ 2026年9月の東京、本当に雨が多かった!
気象庁によると、東京の9月の平年降水量は224.9mmです。これは1991~2020年の30年間を基にした平年値です。気象庁データサイト
ところが、2026年9月の東京の月降水量は696.5mm。
平年の約3.1倍にあたります。
さらに気象庁の統計では、696.5mmは東京の9月の月降水量として統計上最も多い値となっています。これまで上位だった1958年9月の670.9mmを上回りました。気象庁データサイト
「今年の9月は雨が多かった気がする」という感覚は、数字を見ても納得できますね。
💧 大雨になると排水が追いつかないことも
短時間に大量の雨が降ると、道路側溝や下水道などの排水能力を超えてしまい、雨水が道路や住宅地にたまる「内水氾濫」が起こることがあります。
そのため、
「近くに大きな川がないから大丈夫」
とは限りません。
特に確認したいのが、
- 道路より低い玄関や勝手口
- 地下・半地下
- 地下駐車場や駐車場入口
- 敷地内の排水口
- 雨水が集まりやすい場所
などです。
大雨のあとに「いつもここに水がたまるな」という場所があれば、それも住まいを見直すサインかもしれません。
🗺️ 「うちは大丈夫?」まずは水害ハザードマップを確認
目黒区では、想定し得る最大規模の水害について、浸水する可能性のある区域や浸水の程度、避難所などを掲載した「目黒区水害ハザードマップ」を公開しています。
また、2026年3月には東京都下水道局が新たに「雨水出水浸水想定区域図」を作成し、目黒区の水害ハザードマップにも反映されています。目黒区役所
チェックしたいのは自宅だけではありません。
避難所までのルートや、普段利用する道路、家族がよく通る場所まで確認しておくと、いざというときの備えにつながります。
スマートフォンですぐ確認できるので、雨の多かった今こそ一度見直してみてはいかがでしょうか。
🌊 目黒区でも実際に大雨による浸水被害が
目黒区では、2025年7月10日と9月11日に大雨があり、道路や緑道の冠水、家屋の浸水被害などが発生しました。
特に2025年9月11日の大雨では、約400件の被害調査依頼があったと目黒区が発表しています。目黒区役所
こうした被害を受け、目黒区では「目黒区豪雨対策サポートプラン」をまとめ、豪雨への対策を強化しています。
🏠 玄関からの浸水対策に「止水板」という選択
住まいへの浸水を軽減する方法のひとつが、止水板です。
止水板は、玄関や店舗入口などに設置して、外から建物内へ水が流れ込むのを抑える設備です。
目黒区では現在、住宅・店舗・事務所などを対象に「止水板設置工事助成」を実施しています。
💰 目黒区内に住所がある個人の場合
工事費の10分の9を助成
限度額100万円
一定の条件を満たす区内法人の場合は、
工事費の4分の3を助成
限度額150万円
となっています。目黒区役所
対象には止水板の設置工事だけでなく、止水効果を高めるための内外壁の止水工事や土間コンクリート打設工事なども含まれます。目黒区役所
⚠️ 2026年度の交付枠は「残りわずか」
ここは特に注意したいポイントです。
目黒区の公式ページは2026年9月24日時点で、
「令和8年度交付枠は残りわずかです」
と案内しています。
また、この助成制度の拡充は令和10年度(2028年度)までを予定しています。目黒区役所
そして、もうひとつ大切なのが、
工事を始める前に申請すること。
工事着手後に申請しても助成対象にはなりません。
目黒区では、計画段階で道路公園課補修調整係への事前相談が必要としています。助成金は予算の範囲内で交付されるため、検討する場合はまず最新の受付状況を確認しましょう。
目黒区役所 #止水板 工事助成チラシ
🔍 大雨のあとこそ「わが家の弱点」をチェック
リフォームというと、
「キッチンを新しくする」
「お風呂を暖かくする」
「トイレをきれいにする」
といった快適性を高める工事を思い浮かべることが多いと思います。
でも、これからの住まいづくりには、
快適+防災
という視点も大切です。
☑ 大雨のとき道路に水がたまっていないか
☑ 排水口が詰まっていないか
☑ 玄関や駐車場が道路より低くないか
☑ ハザードマップではどのような区域になっているか
☑ 止水板を設置できる場所はあるか
まずは身近なところからチェックしてみましょう。
「わが家に水が入ってくるとしたら、どこから?」
そんな視点で住まいを見直すことが、これからの豪雨への備えにつながります。☔🏠
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