昨日は何歩、歩きましたか?
寒い季節になると、外に出る機会が自然と減ります。
デスクワーク中心の毎日、車や電車移動が多い生活。
気づけば一日の歩数が極端に少ない日もあります。🏠🚗
一方で、家事の中には小さな動きがたくさんあります。
その動きを意識的に増やすことで、歩数は自然に伸ばせます。
無理な運動ではなく、暮らしの中で歩く仕組みづくり。
今回は、何気なく歩ける間取りとリフォームの工夫をご紹介します。🏠🚶♀️✨
寒いシーズンほど「家の中の動き」が重要
冬は気温が低く、外出が億劫になりがちです。
その結果、運動不足や下半身の筋力低下が進みます。
特に座りっぱなしの時間が長いと、血流も悪くなります。
だからこそ、家の中で自然に体を動かせる環境が大切です。
意識しなくても歩いている。
そんな住まいは、体への負担も少なく続けやすい特徴があります。

Point 1|家事動線を「一筆書き」にしない
キッチン、洗面、収納が一直線だと移動は最短です。
便利な反面、歩数は増えにくくなります。
少し回り道になる配置や、動線に幅を持たせることで、
一日の歩行量は自然と増えていきます。
例えば、
キッチンとパントリーを直結させず、
リビングを経由する動線にするだけでも違いが出ます。
Point 2|「取りに行く収納」で下半身を使う
すぐ手の届く場所に物を集めすぎると、動きは減ります。
あえて一歩、二歩動く収納配置がおすすめです。
日用品やストック品を分散収納にすることで、
立つ・歩く・しゃがむ動作が増えます。
これは下半身の強化につながり、
転倒やケガの予防にも効果的です。
Point 3|1日のルーティンを間取りで支える
朝起きてから夜までの動線を思い出してみてください。
洗顔、洗濯、食事、片付け。
毎日の繰り返しこそ、運動量を増やすチャンスです。✨
洗濯機と物干し場を少し離す。
掃除道具を一か所に集めすぎない。
こうした工夫が、無理のない歩行習慣をつくります。
Point 4|肥満予防は「運動」より「環境」
短時間の運動は続かないこともあります。
しかし、環境による行動の変化は長続きします。
歩かざるを得ない間取り。
自然と体を使う住まい。
それは将来の健康への投資でもあります。
おすすめPoint|リフォームでできる具体策
・回遊動線を取り入れる間取り変更
・廊下や通路幅を確保し、安全に歩ける設計
・収納の高さと位置を見直す
・室内の温度差を減らす断熱リフォーム
これらは、ケガ予防と運動不足解消を同時に叶えます。
毎日何歩歩くかは、意志だけでは決まりません。
住まいのつくりが、行動を左右します。
機能的なデザイン、住環境快適計画。
リノベーションのことならケンテックへご相談ください。