中銀カプセルタワービル
中銀カプセルタワービル
森美術館で開催されている『メタボリズムの未来都市展』に関連して
黒川紀章設計<中銀カプセルタワービル>の「カプセル」が展示されています。
細胞のような「カプセル」が約140個集まってできた建物で、カプセルは理論上
入れ替え可能だそうです。
以下、展覧会のホームページより引用。
“1960年代の日本に、未来の都市像を夢見て新しい思想を生み出した建築家たちがいました。
丹下健三に強い影響を受けた、黒川紀章、菊竹清訓、槇文彦といった建築家たちを中心に
展開されたその建築運動の名称は「メタボリズム」。
生物学用語で「新陳代謝」を意味します”。
「新陳代謝」=「都市環境に適応して変化する建築」をめざしたのだそうです。
建物の実用性はさておき、当時思い描いていた都市の未来像はダイナミックで、
期待と夢に満ち溢れた日本を感じさせますね。