こんにちは、いぴいです。

ニュージーランド地震が起きて約1週間がたちましたが、まだ捜索が続けられ、多くの日本人が安否がわからない状態になっています。

昨日までの美しい風景が、一瞬にして地獄のような瓦礫の風景に・・・。

恐ろしいものです・・・。

 

こうした震災がどこかで起こるたび、私は1995年に起きた、阪神・淡路大震災が浮かんできます。

震災から少したって、まだまだ復興作業が続いている中、現地に行く機会がありました。被害を目の当たりにして、足に震えがきたのを覚えています。

崩れ落ちた駅、つぶれてしまった住宅、火災で丸焦げになった住宅、

最上階が1階の位置になっているマンション、ななめに傾いて倒れたビル、

瓦礫で埋め尽くされた道路・・・・・

 

・・・あの恐ろしい風景と、なんとも言いようのない異様な空気、忘れられません・・・。

 

あの震災から様々なことを学び、建築基準法の改正や、既存不適格の建物の耐震補強などを、重要視することとなったのではありますが、実際のところ、比較的被害が少なかった公共施設の建物に比べ、耐震性の低い民間のビルやマンション・木造住宅の、耐震化率は低いと言われています。

また、室内の家具などの転倒による圧死が多かったことから、一時は『家具転倒防止』のための金具や道具の購入が多く見られましたが、最近は少し風化し、普及も鈍化しているようです。

 

忘れてはいけない、と、神が告げているのでしょうか。

 

既存不適格と言われる古い木造住宅については、危険であっても違法ではないと言いますが

・・・・・ ん?? ・・・・・危険であっても って・・・・・・・・危険じゃないですか!!

 

そこにあるいつも見ている普通の風景が、少しでも恐ろしい風景に変わらないように、自分で出来ることからしていきたいものですね・・・。

 

ハイチ大地震の時にも言いましたが、まずはご自宅の耐震診断からはじめていきませんかー?