料理は手際よさが肝心。
コンロで火を使いながらシンクで洗って作業台で刻む。
キッチンでは、いろんな作業が同時進行する場所ですので
お客様が使い勝手にこだわるのは当然のこと。
たとえば、調味料は取り出しやすい位置の引き出しに入るかどうか、
水切りかごはシンクの脇に置けるかどうか、食洗機には背の高いコップが
入るかどうか、換気扇はお手入れがしやすいかどうか、等々。
使い勝手のみならず、オープンキッチンをご要望するお客様にとっては
キッチンがリビングやダイニングから見えますので、デザインや扉の色も
とても大切です。
オープンキッチンを希望する理由は、お料理しながらお子様の様子が
見えることや、お客様とお話しができること、また、うまくすれば
ご主人に配膳を手伝ってもらえるかも、ということのようです。
ただしオープンといっても段階があって、オープンの程度が高いほうから 
1.キッチン上部もオープンにする
フルオープン型
2.換気扇や吊戸棚は壁で仕切る
セミオープン型
3.キッチンとダイニングの間の壁に
開口をもうける程度の配膳型
になります。
またアイランドキッチンといって、部屋の中に島のように置くタイプもあります。
オープンであればあるほど、ダイニングからの光が入りやすいですし、
視線も抜けるので広がりを感じるし、
キッチンの孤立感もなくなります。
ただしその分、臭いや煙がお部屋に流れることは覚悟しなければならないでしょう。
また、キッチンとカウンターがフラットの場合は、作業をしている手元や
洗いかけの食器などもすべて見えてしまうというデメリットもあります。
そのために、奥様が料理をしなくなったという笑えない話もあるくらいです。
それを防ぐためには、キッチンの前に20~30cm程度の立ち上がりを作るのも
ひとつの手です。
個人的には従来の壁付I型キッチンも好きなんですけどね。
子どもの頃、料理をする母の後ろ姿にいろいろと話しかけた思い出があるからかも
しれませんが、料理をする女性の後ろ姿ってちょっぴりセクシーだと思いませんか(笑)?
とはいえ、料理が主婦の「家事」ではなく、家族や来客も参加する「楽しみ」であったり
「ファッション」のひとつになりつつある現代では、キッチンが今後ますます住居の中心
位置に出てくる傾向は止まらないでしょう。
キッチンメーカーも、時代に合った新しい商品を次々に発表しますので、
わたしたちは常に情報をアップデートして、みなさんにご提案できるように
したいと思います。







